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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2021.06.28

落石春クキナガ増産期待

段ボールパッドでこん包した春クキナガコンブ


 落石漁協の春クキナガコンブ(バフラ)漁が終盤を迎えている。6月1日に解禁し25日現在10日間採取、昨年の累計日数(7日間)を上回っている。水揚げも堅調で、増産に期待がかかる。


掲載日:2021.06.28

噴火湾耳づり総じて順調に終了


 噴火湾の耳づり作業は5月末までに大半が終了した。稚貝は各漁協とも問題なく成長しており、本数はおおむね十分に垂下したよう。「あとはここ数年の課題である夏~秋のへい死を乗り切ってほしい」と養殖着業者。垂下後の玉付け作業は各自定期的に進めており、来季出荷の完全回復を願っている。


掲載日:2021.06.28

いぶり毛ガニ毛ガニ中主体100~300キロ

毛ガニの選別作業。中が8割を占める(6月22日、豊浦支所)


 噴火湾の毛ガニ漁が18日に始まった。いぶり噴火湾漁協は序盤、漁場の見極めが難しく船間格差が見られ、日量1隻100~300キロ前後の水揚げ。一方浜値は大が高値キロ5千円台、中が4千円台中盤と堅調にスタートしたが、回数を重ね主体の中がやや下げ基調で推移している。


掲載日:2021.06.28

稚内市の瀬戸漁業地場産魚の加工品に力

稚内産を使った塩焼きとフレーク


 石油類卸小売を主力に営む稚内市の瀬戸漁業株式会社(菅原耕社長、電話0162・23・4088)は近年、水産加工品の開発に力を入れている。昨年から第1弾商品でオオナゴとニシンの塩焼きを本格的に販売。骨ごと食べられ無添加・無着色。栄養素を豊富に含むことや、電子レンジ加熱ですぐに食べられる時短・簡便を前面に訴求する。販路開拓とともに、新商品の開発も進めている。


掲載日:2021.06.28

標津漁協と町で子持ち昆布に挑戦

小定置網に入れ卵を付着させたオニコンブ。町試作の「子持ち昆布」(左)と同様、厚さ数センチの付着を目指す


 標津町と標津漁協でつくる標津町栽培漁業協議会は新資源付加価値向上事業の一環で今春、ニシンの卵をコンブに付着させた「子持ち昆布」の試験調査を実施した。4月17日に野付半島沿岸の小定置の金庫網で行った試験では卵の付着を確認できた。


掲載日:2021.06.28

羅臼ホッケ春漁、昨年の9.6倍「想像以上の大漁」

ホッケの荷揚げ作業(6月17日、松法漁港)


 羅臼漁協のホッケ春漁は4月のハシリから好漁で推移し、16日現在で前年同期の約9.6倍の2405トン。昨年1年間の水揚量が北方四島周辺水域で実施される安全操業の漁獲分を合わせて1512トン。6月に入り日量が切れたものの、春漁の段階で昨年実績を大幅に上回る「想像以上の大漁」(着業者)となり、浜は活気付いた。


掲載日:2021.06.28

仙鳳趾ホッカイシマエビ上向く

パック詰めしたホッカイシマエビ


 昆布森漁協仙鳳趾地区のホッカイシマエビかご漁は、出足低調だった後上向き基調に転じた。中サイズ主体の組成。着業者は「これからが本番」と話し、今後の盛漁に期待を込める。


掲載日:2021.06.28

斜里第一・ウトロ春定置、トキサケ不振

水揚げが低調に推移しているトキサケの荷揚げ作業(6月22日、ウトロ漁港)


 斜里第一、ウトロ両漁協の春定置はサクラマスが出足中心にまとまった一方、トキサケが不振だった昨年を下回る水揚げで終盤を迎えている。ニシン、ホッケ、スケソなど他魚種も低調だった昨年よりは獲れているものの、浜値は安値基調。漁場差もあり、盛り上がりに欠いている。


掲載日:2021.06.21

持続可能な漁業の確立を


 道漁協系統・関係団体は6月16~18日、札幌市の第一・第二水産ビルで通常総会を開き、2020年度事業報告と21年度事業計画を承認した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令中のため、書面決議。全道組合長会議では「次世代に引き継ぐ、持続可能な『北海道スタイルの漁業』確立」を目指し、新型コロナに係る緊急対策の拡充強化の特別決議と、福島第一原発の処理水処分対策、漁業実態に即した水産政策の改革実現と資源回復・増大対策の拡充、漁場環境対策の推進など3項目の通常決議を採択。国や道などに早期実現を要請する。


掲載日:2021.06.21

漁業生産9割加入目指す-共済組合-


 道漁業共済組合(福原正純組合長)は2021年度の共済加入計画を共済金額で1470億円に設定。国の政策目標「漁業生産の9割が漁業収入安定対策に加入」に向け、引き続き、未加入の主要漁業・養殖業への加入推進などに取り組んで「ぎょさい・積立ぷらす」の浸透を図る。


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