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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2026.07.13

ホタテの課題、自力解決、水質浄化剤、堆肥工場に提案

水質浄化剤「ホタテMFD」


 ホタテから起因する課題をホタテの力で解決する-。そんな独創的な水質浄化剤を日本タルク株式会社が開発した。商品企画や市場調査を担う三井物産プラスチック株式会社が販売する。汚水の浄化機能で威力を発揮し、ホタテ貝殻を原料にした堆肥工場の排水浄化向けに提案する。貝殻の堆積という課題に直面していた産地・北海道森町に寄り添う形でプロジェクトが開始。漁業系廃棄物のリサイクルで新たな道筋を立てた。水質浄化剤「ホタテMFD」は、森町のホタテの貝殻を主原料として熱処理と電荷付与を施した10ミクロンほどの大きさの粉末製品。日本タルクの苫小牧工場で加工する。自然界にあるバクテリアの力に働きかけるのがポイント。好気性バクテリアを増殖させることで悪臭の原因となる嫌気性バクテリアを分解し、汚れや臭いを解消する。製品化に向けた検証では、汚水に対して重量1%の粉末を散布したところ、2時間後には汚泥やヘドロを浄化、20時間後には臭いを全く感じさせない結果が得られた。


掲載日:2026.07.13

陸奥湾半成貝6466トンに半減、減産前2022年度比の1割に


 青森県陸奥湾の主力・半成貝の6月末共販実績は6466トンとなり、前年同期比54%減に落ち込んだ。計画達成率は68%と伸び悩み、当初見込みを約3千トン割り込んだ。減産傾向になる前の2022年度実績比では88%減となり、約1割程度の生産量となる。県漁連集計の4~6月実績。半成貝のキロ平均単価は前年同期比44%安の252円に下降、金額は74%減16億2652万円(税抜き)となった。


掲載日:2026.07.13

本場折浜促成マコンブ前半 水揚げ順調


 本場折浜の促成マコンブの生産作業が最盛期を迎えている。前半はおおむね天候にも恵まれ順調に水揚げが進んだほか、例年に比べて毛(ヒドロゾア)の付着も少なく、早期から収穫する着業者は「毛が目立つ前に大方揚げることができた」と喜ぶ。一方で、まだ収穫半ばの着業者は今後の海水温上昇による付着増を警戒する。


掲載日:2026.07.13

ペットおやつ製造販売、低利用魚活用、丘の駅で人気

噴火湾パノラマパーク・情報交流物産館「丘の駅」の販売コーナー


 落部漁協で刺網など漁船漁業に従事する舘岡漁業部の舘岡勝弘さんは、市場価値の低い低利用魚や傷が付き市場に出せない魚を利用し、ペット用おやつ「無添加お魚ジャーキー」の製造・販売を開始した。昨年10月から八雲町の噴火湾パノラマパーク内にある情報交流物産館丘の駅で販売しており「当初から人気の売れ筋商品」という。ナガヅカやアイナメ、ドンコ、エゾメバル、カジカ、エイヒレ、アカガレイなど約10種類の「無添加お魚ジャーキー」を作り、国への届出を済ませ商品化した。昨年行われた情報交流物産館丘の駅主催の「やくもおみやげコンテスト」に応募したところ、事業者部門で見事大賞を受賞し、丘の駅で販売が始まった。


掲載日:2026.07.13

いぶり中央ホッキ漁初水揚げ計5.5トン

出荷されたホッキ


 いぶり中央漁協のホッキけた引漁が7月から始まり、1日は登別地区の4隻で127キロ、虎杖浜地区の2隻で430キロ、2日には白老地区の32隻で5トンをそれぞれ初水揚げした。ホッキは大(殻長10センチ以上)、中の二才(9センチ以上)、小の二小(8センチ以上)で出荷。1日の登別・虎杖浜は大が前年同期比3~4割高のキロ1370~1271円。2日の白老は大が3割高の1289~1271円、サラガイ(シロガイ)が585~541円。


掲載日:2026.07.13

サンマ活況期待、各用途 需要環境に商機-全国荷受・荷主意見交換会-


 今期のサンマ商戦を展望する一般社団法人北海道水産物荷主協会(会長・笹谷智貴株式会社マルサ笹谷商店会長)主催の「全国サンマ大手荷受・荷主意見交換会」が8日、釧路市の釧路センチュリーキャスルホテルで開かれた。消費地荷受や商社が昨年の生鮮、冷凍などの順調な消流に加え、ノルウェーサバの搬入減・相場高騰を受けた缶詰原料、養殖餌料の需要増大など各用途で好環境の商機を説明。販売促進に向け、好漁、良型組成の持続に期待を寄せた。


掲載日:2026.07.13

海難防止へ技術磨く-釧勝地区救難所 釧東漁港で訓練大会-


 公益社団法人北海道海難防止・水難救済センター(工藤幸博理事長)主催の北海道釧勝地区救難所訓練大会が7日、釧路市の釧東漁港(千代ノ浦地区)で開かれた。同地区8救難所の所員167人をはじめ来賓・関係者らが参加。救難所員の救助技術向上や海難未然防止への意識高揚などを目的に救難技術競技や総合訓練を繰り広げた。救難技術競技では浜中町救難所が総合優秀を飾った。


掲載日:2026.07.13

函館市漁協スルメイカ一層厳しく、解禁1カ月半、漁振るわず

出漁を見送り係留されたイカ釣船(函館漁港)


 函館のスルメイカ釣漁は、不漁が続く近年の中でも一層厳しい漁況となっている。例年序盤に操業する青森県小泊沖だけでなく、昨年7月に夜間操業で漁がまとまった同県大畑沖でもイカの来遊がほとんどない模様。解禁から約1カ月半が経過したものの漁が見えず出漁を見送る船もいる。6月1日に解禁したが、ハシリから漁がなく、函館市水産物地方卸売市場の初競りは11日までずれ込んだ。同月単月の市場取扱量(生鮮)は、2005年以降で最低だった昨年(10トン)を下回るわずか2.7トンだった。


掲載日:2026.07.06

オホーツク海沿岸ホタテ6月末35%減5万8430トン


 オホーツク海沿岸の6月末水揚量は、漁場造成を含め前年同期比35%減の5万8430トンとなった。北部が32%減2万6820トン、南部が37%減3万1610トン。歩留まりは9%台~11%前後と昨年より多少高め、アソートは変わらず5S中心。浜値は仕事買いの側面が強くキロ400円台後半~300円台と高値基調、500円を超えた漁協もある。


掲載日:2026.07.06

15%減8461トン-道漁連 6月末時点の道内コンブ生産予想-


 道漁連は2日、道昆布事業協同組合の総会で、本年度の道内コンブ生産予想を8461トンと発表した。天然の資源状況が厳しく、3年連続で1万トンを割り込み、過去最低だった一昨年並みに落ち込む見通し。昨年実績(9907トン)比15%減で、過去10カ年平均(1万2293トン)に比べると31%下回る。主産地別で促成養殖主体の函館が若干増となる以外は、昨年実績を下回る見込み。


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