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新聞記事

2015年1月の記事一覧

掲載日:2015.01.26

ひやま漁協ヤリイカ 活出荷で収益安定

船上に増設した3基のいけす

 ひやま漁協のヤリイカ釣漁は活出荷に力を入れ、ここ3年で収益が安定してきた。漁獲量の増加と併せて、鮮度管理体制がレベルアップ。鮮魚出荷の倍近くの単価で取り引きされている。
 乙部1隻、熊石2隻が着業。前浜ではヤリイカの群れが回遊するものの、水揚量の変動が激しく、従来は混獲中心だったが、1~3月の閑散期の収入源として7年前に活と鮮魚出荷で操業を開始した。


掲載日:2015.01.26

冷水機搭載、効果あり 鮮度落とさずタコ活出荷

海水温が下がったため、船から取り外した冷水機(写真奥)など

 日高中央漁協浦河地区でタコ縄に着業する第18福丸(高桑金吾船頭、7.3トン)は、昨年9月に冷水機を搭載した。「海水温が下がらなかった」という12月まで活用し、漁獲後の鮮度保持・活出荷に貢献したほか、経費削減・労力の軽減にもつながった。


掲載日:2015.01.26

イカ腑商品を開発 八戸・マルキョウスマイルフーズ

鮮度抜群で豊かなこくと風味が楽しめる「お刺身用イカ腑」

 青森県八戸市の有限会社マルキョウスマイルフーズ(鎌田尚社長、電話0178・32・3135)は主力のイカ加工で、「お刺身用イカ腑(ふ)」や「いかのゴロ焼き」など鮮度抜群のイカわた関連商品を展開している。


掲載日:2015.01.26

岩手・重茂漁協のワカメ 早採りを主力商品に

元茎と裾がカットされている「春いちばん」の葉

 岩手県・重茂漁協(伊藤隆一組合長・宮古市)の早採りワカメ「春いちばん」が出荷ピークを迎え、日産600~800キロペースとなった。2月27日までに昨シーズンを約10トン上回る30トンの出荷を見込む。ボイル塩蔵の自営加工「肉厚わかめ」と並ぶ主力商品に育てたい考えで、元茎をカットして品質向上を図り、関東圏の生協へは当日着荷で鮮度向上を実現した。


掲載日:2015.01.26

活貝輸出堅調 アジア圏で増加の一途

 韓国、香港、中国をはじめとするアジア圏への活貝輸出が堅調だ。昨年は11月末で前年実績超え。水揚げの始まっている根室海峡や噴火湾の浜値は軒並み上昇。ある商社担当者は「活で輸出する以外に価格が合わない浜値となった」と指摘し、今後の消流環境に警戒感を強めている。


掲載日:2015.01.26

殻付カキを中国輸出 大船渡・広田湾の漁業士

輸出につながった「大連日本商品展覧会」でのカキ出展

 岩手県の大船渡湾と広田湾の殻付カキが中国に輸出され、大連市などの日本食レストランで提供される見通しだ。同県漁業士会大船渡支部などが大連での日本商品展覧会に出展し、商談に発展。最高の身入りとなる春に凍結し、加熱用と生食用で製品化する。早ければ3月にも第1便を送る。


掲載日:2015.01.26

昆協・松本理事長インタビュー 昨年の回顧と展望

 昨年の道産コンブは生産が回復、主要銘柄の値決めは消流環境の厳しさを映し、おおむね下方修正で妥結した。業界各団体は、食育や料理教室など普及宣伝・消費拡大事業に力を注いでいるが、昆布の需要は塩昆布など一部製品を除き低迷している。道昆布事業協同組合の松本一男理事長に昨年の回顧と現状認識、消費拡大のポイントなどを聞いた。


掲載日:2015.01.26

地場産アナゴに注力 広島・マリンスター

「煙にまかれて」という斬新なネーミングの薫製オイル漬け

 広島市の有限会社マリンスター(濱本郁子社長、電話082・277・7878)は平成18年の創業以来、瀬戸内海産アナゴの加工販売に力を入れている。かば焼き、つくだ煮、薫製オイル漬けなど家庭の食卓に上る即食商品を中心に、素材から製法、パッケージデザインまで商品力を追求。消費の裾野拡大に挑んでいる。


掲載日:2015.01.26

標津漁協コマイ低調 ピーク過ぎ昨年実績に届かず

漁獲量が減ったコマイの水揚げ作業(15日、標津漁港)

 標津漁協のコマイ漁は、ことしも低調だ。ピークが過ぎた20日現在の漁獲量は、近年最低レベルだった昨年の同時期を上回っているが、昨年実績に150トン届いていないため着業者は肩を落としている。減産から浜値は高値傾向だ。


掲載日:2015.01.19

日本海ニシン/昨年より早くオカ寄り

順調な出足となった刺網のニシン(小樽市祝津地区)

 日本海沿岸のニシン刺網漁が10日解禁した。漁期前調査で漁獲対象となる4年魚以上の資源量が前年比4~6割減と示された中、小樽市漁協は初日からトン単位の水揚げ。石狩湾漁協も14日に3地区(厚田、浜益、石狩)で2トンと好発進。昨年は1月下旬まで漁が見えなかったが、ことしは例年通りに群れが石狩湾内に入り、序盤の水揚げが注目される。


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