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新聞記事

2014年3月の記事一覧

掲載日:2014.03.31

オ海毛ガニ開幕 「大」品薄で高値基調

小主体で水揚げは順調な出足の毛ガニ(25日、沙留漁港)

 オホーツク海沿岸の毛ガニ漁は、15日に操業を開始した宗谷、続くオホーツク両管内とも水揚げ量は順調な滑り出しだが、組成は小サイズに傾斜している。浜値は品薄の大サイズがオホーツク管内でキロ3000円台に付き、高値基調の様相。一方、小サイズもチルドの製品市況に比べて強く、浜先行の価格形成でスタートしている。


掲載日:2014.03.31

函館市漁協石崎地区 促成、順調に成長。天然マも昨年以上の繁茂

 函館市漁協石崎地区の促成は順調に生育、今後は施設の雑藻除去と段階的な浮上で実入りを促進する。天然マコンブも昨年を上回る繁茂状況で、着業者は今季の水揚げに期待を寄せている。


掲載日:2014.03.31

長万部 一部変形もへい死少なく殻長十分

 噴火湾渡島側で養殖ホタテの耳づり作業が始まった。長万部漁協では静狩地区や大浜地区で順次スタート。「一部で変形貝はあるが、へい死が少なく貝の成長はいい」と着業者は安どの表情を浮かべる。


掲載日:2014.03.31

宮城県、養ギン1000円超え始動。価格安定か、チリ産減り高値

ギンザケの上場前の計量(25日、石巻魚市場)

 宮城県の養殖ギンザケ水揚げが24日始まり、石巻魚市場に3トン上場、キロ1200~1020円で落札された。昨季を400~200円上回るスタートで二十数年ぶりの1000円超え。成長は昨季よりやや良く、平均サイズは1.2~1.3キロ。今季の生産見込みは1万3000トンで、競合するチリ産の減少、高値で安定価格に期待が掛かる。


掲載日:2014.03.31

三陸ワカメ 岩手産 南・北部入札に2万7886箱

 岩手県産ワカメの入札が南部地区で26日、北部地区で27日に開催された。ボイル塩蔵は合わせて2万7886箱(1箱15キロ、418.3トン)上場。芯抜き1等(抜1)は10キロ7000円台中心となり、前回の初入札より下げる浜が多く、震災前を下回る水準となった。三陸産の在庫の多さと原発事故の不評懸念が大きな要因とみられるが、実入り不足なども指摘された。


掲載日:2014.03.31

道漁連「鮮魚センター」札幌に新設

 道漁連は、札幌市西区八軒に鮮魚加工に特化した「鮮魚センター」を新設、浜と一体となった一般鮮魚の流通対策を強化する。フィレーマシンやアルコール凍結機など加工機器を新たに導入し、近年水揚げが増えているブリをはじめカレイ、ホッケ、ニシンなどの付加価値対策を推進。営業第二部に専任体制を設け、4月に稼働を開始する。


掲載日:2014.03.31

落部漁協ボタンエビ/3月はスローペース

ボタンエビの選別作業(24日、落部漁港)

3月に解禁となったボタンエビ主体の噴火湾エビかご漁は、スローペースの出足だ。今季春漁はズワイガニが異常に多く掛かり、水揚げの減少に拍車を掛けている状況。落部漁協の着業者は「サイズがいいのに水揚げが伸びない」と肩を落とす。
24日に水揚げした着業者は、低調な水揚げながらも「中が主体で型はまあまあ」と話すが「場所によって獲れる量は違うが全体的に少ない」と表情は険しい。特に「ズワイガニが多く掛かりエビが散っている感じ」と説明。浜値は高値基調で推移しており「メスでキロ4600円付いた日があった」と話す。


掲載日:2014.03.31

気仙沼ほていコラーゲン入り新商品2種発売

1食食べきりサイズで冷やして美味しい「コラーゲン入り ふかひれスープ」

 宮城県気仙沼市の気仙沼ほてい㈱(山本達也社長、電話0226・22・5300)は、4月から女性をターゲットにした「コラーゲン入り ふかひれスープ」と、ブリ缶詰のシリーズ品最新作となる「ぶり大根」を発売する。
 「ふかひれ」生産量日本一の実績を誇る気仙沼で同社は、さまざまな「ふかひれ」シリーズを展開している。濃縮スープシリーズの「広東風」「北京風」「四川風」のほか、アッパータイプの、鶏肉入り・かに肉入りストレートスープ、ギフト用セットや高級ふかひれ姿煮、さらにはふかひれラーメンなど、多彩なラインナップを誇り、いずれも高い人気を得ている。


掲載日:2014.03.31

世界初-3度で解凍保鮮酸化防ぎうま味そのまま

 ㈱サンテツ技研(本社・神戸市、五代友行社長)の高電圧静電誘導発生装置(デパック)を利用した静電式解凍・保鮮システムが「世界初のマイナス3度の長期保存」「うま味そのまま解凍」の画期的技術として注目されている。


掲載日:2014.03.24

稚内水試など産・学共同でナマコ資源管理システム開発

マナマコ資源管理支援システムをもとにした 資源管理の概要

 道総研稚内水産試験場は、産・学共同でナマコの資源管理支援システムを開発した。操業情報を逐次データベースで一元管理し、漁業者同士共有できることが特徴。毎年、正確な資源量を把握でき、漁期前・漁期中に漁獲量を決めることができる。システム内容をまとめた「北海道マナマコ資源管理ガイドライン」は3月末までに各漁協はじめ関係機関500カ所に配布し、ナマコ資源の持続的利用を呼び掛けていく。


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