北海道の秋サケ定置は15日以降、連日千トン超の水揚げが続き、近年5カ年で最多ペースに挽回している。オホーツクの網走以北を中心に日量が上向き、浜値は昨年より高値水準ながらオス、メスとも下方修正された。 休漁明けの20日には全道的にまとまり、今季初の2千トン超え。その後も増産ペース。ただ、太平洋側では21日以降再び、日量1桁台にとどまる浜もあり、不安定な漁況が続いている。