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新聞記事

全国一覧

掲載日:2025.06.30

噴火湾産毛ガニ、高値発進-東京都・豊洲市場-

夏のコース料理向けに供給されている北海道産毛ガニ


 東京・豊洲市場で23日、北海道噴火湾産毛ガニの取引が始まった。1尾600グラムで卸値がキロ1万8千円の高値で始まり、一部の仲卸は仕入れを断念。毛ガニは全体の相場が上昇しているため、夏のギフト需要が低迷し、飲食店のコース料理など客単価の高い販路に流れている。


掲載日:2025.06.30

根強い需要の真空包装-最安“密着”型や衣類洗浄も

TOSEI新提案の密着真空包装機「SP-4434」


 「TOSPACK」シリーズで知られる真空包装機国内最大手の株式会社TOSEI(東京都品川区)は、食品機械・技術の展示商談会「FOOMA JAPAN 2025」(東京ビッグサイト、10~13日)に出展した。さまざまなタイプの真空包装機を展示し、実演を繰り返しながら品質や作業効率の高さを示した。新基軸となる密着真空包装や、驚きの洗浄効果を引き出すランドリーシステムも紹介し、食品製造現場のあらゆる解決策を詰め込んだブースを展開した。


掲載日:2025.06.30

漁獲面で兼業可能、今後採算性を評価-サンマ船のアカイカ釣-


 水産研究・教育機構の開発調査センターは、不漁対策の一環として、大型サンマ漁船によるアカイカ釣の兼業試験を実施した。漁獲量の面では兼業は可能であると見込まれ、今後採算性について評価していく。


掲載日:2025.06.23

教材動画配信サービス展開、食品衛生教育サポート-衛生・品質管理特集-


 エア・ウォーター・ラボアンドフーズ株式会社キュー・アンド・シー事業部(札幌市)は、水産加工など食品関連事業者の衛生管理に関する従業員教育をサポートする動画配信サービスを展開している。40年余りにわたって培ってきた食品衛生に関する知識を落とし込んだ教材動画を提供。従業員に効率良く食品衛生の重要点を教育、理解度を統一化し、定着・高度化を目指す製造現場をバックアップ。利用企業からは「分かりやすい」「説明のテンポが聞きやすい」など評判を呼んでいる。


掲載日:2025.06.23

「リステリア」RTE食品に潜むリスク菌-衛生・品質管理特集-


 スモークサーモンや魚卵のたらこ・いくらなど非加熱で食べられるRTE(レディートゥイート)食品に潜む食中毒発生のリスク菌として近年警戒が強まっているリステリア・モノサイトゲネス(以下「リステリア」)。株式会社札幌市中央卸売市場食品衛生検査センター(電話011・618・2263)の水嶋好清社長に特徴やリスク、加工業者の対応状況、予防対策などを聞いた。


掲載日:2025.06.23

環境激変に立ち向かう-全漁連総会-


 全漁連は19日、東京都内で通常総会を開き、2024年度事業報告と25年度事業計画など全議案を承認した。2年目となる第7期中期経営計画(24~28年度)を着実に取り組み、状況を注視しながら漁業者が安心して操業できる環境づくりに努めていくことなどを共有した。任期満了に伴う役員改選では坂本雅信会長の再任を決めた。開会に先立ち、坂本会長は中国の輸入規制の全面解除を引き続き求めていくことや環境に対応する漁業の構築、インフレ時代の魚の付加価値向上などの課題を挙げ「国へお願いを求めるとともに、われわれ漁業者自身が変わっていく自己改革の姿勢で困難に対応していかなければならない」と呼び掛けた。


掲載日:2025.06.23

アマダイ高値継続-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のアマダイ消流は秋田県産の釣物がうろこ焼き商材の需要を取り込んで高値安定。3.6キロ10尾入りでキロ3500円。すし店でも天ぷら商材として利用価値が見直されて、以前から引き合いがある洋食店と併せて活用の場は広がっている。


掲載日:2025.06.16

資源調査の拡充を、料理人団体 政府に提言


 持続可能な海と食を目指した啓発活動を行う一般社団法人Chefs for the Blueは2日、水産資源回復に向けた提言書を小泉進次郎農林水産大臣と森健水産庁長官に手渡した。事前に行ったアンケート調査で、1301人(1267店舗)から有効回答を得て、98%が仕入れに危機感を抱いていることが判明。資源調査予算の大幅拡充を核とした要望を行った。


掲載日:2025.06.16

札幌パック初出展-ユニフィラージャパン-


 ユニフィラージャパン株式会社(大阪府、佐藤徹社長)は、食品加工・原材料&包装展「2025札幌パック」(アクセスサッポロ、25~27日)に初出展する。北海道内でも実績を積む水産・総菜加工用の充てん機と移送ポンプを出展する。壊れにくく、現場の女性でも簡単に分解・組み立てできるのが最大の強み。道内最大級の産業イベントである同展への初参加で、道内企業へのアプローチを加速させたい考えだ。


掲載日:2025.06.09

シンガポールに定期出荷


 神奈川県の三崎漁港から鮮魚を供給している活々水産合同会社(大庭剛代表)がシンガポールの高級すし店への出荷に注力している。品質重視の戦略で信頼関係を構築し、週3~4回の定期供給体制を確立。SNSを通じた情報発信と顧客との直接的なコミュニケーションもリピート注文の要因になっている。納品先は「鮨 龍次郎シンガポール」。責任者・池田成樹料理長から「ぜひ店舗で使いたい」との依頼を受け輸出を始めた。





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