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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2024.03.18

泊ホタテ養殖部会今季の出荷開始

ホタテの出荷作業(2月29日、泊漁港)


 古宇郡漁協所属の漁業者9人で組織する泊ホタテ養殖部会(部会長・山村伸幸理事、指導漁業士)は2月から国内向けを皮切りに今季の出荷を開始した。1回当たり約10トンペースで水揚げし、総勢20人ほどのスタッフで出荷作業を行っている。2月には宮城向けに3回出荷。3月からは韓国向けの出荷が始まり、4日にはキロ850円の高値を付けた。


掲載日:2024.03.18

湧別漁協、ホタテ玉冷加工場が竣工

オートシェラー。毎時最大2万3040枚処理。2台は小谷商店から移動し最新型に改良した


 ホタテ玉冷加工の専用工場として建設を進めてきた湧別漁協(阿部俊彦組合長)の「ほたて加工場」が待望の竣工を迎えた。原料受け入れから加工、製品梱包まで一連の生産ラインを一元化。労働者不足を補う自動生むき機「オートシェラー」や自動計量・包装機の導入で省人化を実現した。環境・衛生面に配慮し対米・対EUHACCP認定も取得予定。原貝の処理能力は年間5千トン、最大580トンの玉冷製造が可能となり、6月に始まる本操業に合わせ本格稼働。今年は4千トンの処理を目指している。


掲載日:2024.03.18

留萌管内ホタテ韓国向け活出荷開始


 留萌管内で韓国向け活出荷が始まった。3月6日に開始した遠別漁協は日産20トン~四十数トンで週4日前後のペース。2月末に始めた新星マリン漁協鬼鹿支所は週1~2台で、13日現在残り2台となった。浜値は前年同期とほぼ同様のキロ500円台を付けている。


掲載日:2024.03.11

噴火湾7単協3月序盤は日産1000トン


 最盛期に入った噴火湾の加工貝は、3月上旬に7単協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ日産約千トンと増産した。いぶり噴火湾、長万部、落部が200トン台、森、砂原、鹿部が100トン前後の水揚げ。貝毒規制中(自粛)で条件付き処理加工のためボイル中心の仕向けとなる中、A貝はキロ100円前後と弱含みに展開している。


掲載日:2024.03.04

噴火湾いよいよ最盛期-産地メーカー3氏の見解-


 噴火湾の加工貝(2年貝)が2023年度シーズン(10~5月)の最盛期に突入する。今季の計画量は7単協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ、昨季実績を若干上回る5万7千トン前後。中国向けに冷凍両貝を輸出できない中、大半がボイル加工に仕向けられる。今季の原貝処理計画やボイル製品の流通見通しについて産地加工メーカー3氏に話を聞いた。


掲載日:2024.02.26

今春に稚貝300万粒放流へ-苫小牧漁協ホタテ部会-

ホタテの荷揚げ作業(2月15日、苫小牧港)


 苫小牧漁協の漁業者5人が苫小牧ホタテ貝漁業部会(部会長吉田隆一副組合長)を設立した。天然発生のホタテを漁獲対象に昨年12月に3隻でスタートし、今年1月からは5隻体制で操業。3月には稚貝300万粒の放流を予定している。


掲載日:2024.02.26

ホタテ購入量3年連続減少-2023年家計調査-


 総務省の全国家計調査によると、昨年1年間の1世帯(2人以上)当たりホタテ年間購入量は前年比16%減374グラムとなり3年連続で減少した。支出額は6%増の1099円、100グラム当たりの平均価格は13%高の294円。平均価格は過去最高を更新している。


掲載日:2024.02.19

渡島噴火湾加工貝、両貝出せず半値以下


 渡島噴火湾で加工貝(2年貝)の水揚げが始まった。6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)のうち砂原、鹿部を除く4単協が2月前半で日産20~30トンペース。中国向け冷凍両貝が滞りボイル主体となるため単価安は必至の情勢。加工処理にも配慮し入札から値決めに変更する漁協もある。さらには成長不足も影響し、長万部は2月分がキロ120円と昨季の半値以下に下がっている。


掲載日:2024.02.12

留萌管内三陸向け半成貝滞る

半成貝のトラックへの積み込み作業(2月7日、鬼鹿漁港)


 留萌管内4単協(増毛・新星マリン・北るもい・遠別漁協)の三陸向け半成貝が大幅に減少している。昨夏の高水温でへい死が進んだため。昨年12月~今年1月は荒天が続いた影響もあり、1月末出荷量は前年同期比89%減の175トン。搬出作業は再開しているが、三陸側の注文数に届かない地区もありそうだ。


掲載日:2024.02.05

オ海ホタテ2024年30万7900トン計画


 オホーツク海沿岸の2024年ホタテ水揚げ計画量は、北部、南部合わせた12単協で前年実績比4%減の30万7900トンとなった。北部は猿払村が4万トン、南部は常呂が4万9600トンと2単協で4万トン以上を計画している。前年当初の23年計画比では1600トン多く、組成次第で昨年並みの水揚量が見込まれる。


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