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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2023.03.20

噴火湾冷凍両貝、商談進まず


 噴火湾の加工貝は、さまざまな思惑が交錯し、高値キロ400円台前半と高騰している。仕向けは大半が中国向け冷凍両貝と見られるが、加工筋は「高過ぎて商談が進まない」と実情を漏らす。一方森、砂原ではまひ性貝毒の自主規制で330円に下落したが、冷凍ボイル加工業者は「それでも問い合わせがない。玉冷の荷動きが鈍いためボイルも同調している」と困惑している。


掲載日:2023.03.13

渡島噴火湾加工貝小型も浜値堅調

加工貝の出荷作業(3月7日、森港)


 渡島噴火湾(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)の加工貝出荷が最盛期に突入した。9日時点で長万部、落部、鹿部は日産200トン以上、八雲町は100トン前後の水揚げ。貝毒の影響で自主規制中の森、砂原は出荷制限がかかり各100トン前後に抑えている。全域で小型傾向のため重量が伸びず、へい死が進んだ浜も見られる状況。水揚量は徐々に増加するが、今季は減産見通しで高値キロ400円前後と強含みの展開だ。


掲載日:2023.03.06

いぶり噴火湾加工貝進ちょく率43%

加工貝の水揚げ作業(2月27日、伊達漁港)


 いぶり噴火湾漁協の加工貝(2年貝)水揚げは2月末で3740トンとなり、計画に対する進ちょく率は43%に達した。前年同期比は8%増。生存率は地区別に差が出たが「水揚量は昨年並みか、減る可能性もある」と話す着業者は少なくない。今季は卵の張りが遅れたこともあり、歩留まりが向上する3月の集中水揚げに期待している。浜値は3月からキロ400円台に突入した。


掲載日:2023.03.06

有珠でけた引開始

ホタテの荷揚げ作業


 いぶり噴火湾漁協有珠支所のホタテ・ナマコけた引漁が2月27日に始まった。ナマコは低資源が不安視される初日となったが、ホタテは想定以上の水揚げに「ここまで獲れるとは予想外だった」と着業者。浜値はホタテが高値380円と好値を付けた。


掲載日:2023.02.27

ホタテ購入量2年連続減少、平均価格は過去最高


 総務省の全国家計調査によると、昨年1年間の1世帯(2人以上)当たりホタテ年間購入量は前年比29%減の398グラムとなり、2年連続で減少した。支出額は同16%減の1033円、100グラム当たりの平均価格は同18%高の260円。円安基調を背景に海外需要が拡大し、平均価格は過去最高となった。国内での消費は大幅に減速している。


掲載日:2023.02.20

留萌管内三陸向け半成貝、前年並み規模か


 留萌管内4単協(増毛・新星マリン・北るもい・遠別漁協)の三陸向け半成貝は、昨年11月~今年1月で前年同期比1割増1533トンに達した。年末年始にかけ荒天が多く、新星マリン、北るもいは出荷作業がずれ込み順次再開する。3月までに終える見通しで、最終的には2021年度並みの出荷量が見込まれる。


掲載日:2023.02.13

渡島噴火湾加工貝、序盤は高値基調


 渡島噴火湾6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)の加工貝(2年貝)出荷は、2月中旬から徐々に始まり、本格化するのは3月の見通し。今季は小型傾向のため大半の着業者が成長具合を鑑みて開始している。森は2月上旬、長万部は7日から数軒が水揚げしており、森の入札では前年比3割高のキロ300円台と堅調なスタートを切った。


掲載日:2023.02.06

30万6300トン前年比6%減-オ海23年水揚げ計画-


 オホーツク海沿岸の2023年ホタテ水揚げ計画は、北部、南部合わせた12単協で前年実績比6%減の30万6300トンとなった。枝幸、佐呂間、常呂、網走、西網走の5単協が前年実績を上回る計画量を設定している。一方、同計画対比でみると6%増、1万6700トンの増加。常呂では前年計画より1万トンほど多く試算している。


掲載日:2023.01.30

噴火湾加工貝水揚げ計画、7単協で4万9700トン


 噴火湾の今季(2022年10月~23年5月)加工貝水揚げ計画(水産新聞社調べ)は、7単協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ昨季実績比12%減の4万9700トンとなった。いぶり噴火湾、八雲町を除く5単協が減産見通し。今季の成長度は例年より鈍く小ぶりで、耳づり1本当たりの歩留まりが低い傾向とみられる。


掲載日:2023.01.23

オ海ホタテ水揚げ速報値2%減32万5253トン


 オホーツク海沿岸の2022年水揚げ実績(速報値)がまとまった。北部4単協・南部8単協の合計水揚量は前年比2%減32万5253トン。4万トンを超えたのは北部の猿払村、南部の紋別、常呂の3単協となった。頓別が前年比28%増と最も高い伸びを示し、ほか4単協が前年を上回った。


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