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新聞記事

2018年2月の記事一覧

掲載日:2018.02.26

森で月初から耳づり 分散遅い貝ほど成長不良

森漁協で2月頭に開始した耳づり作業(16日、新川地区)

 渡島噴火湾では、数軒の養殖漁家が耳づり作業を開始した。森漁協は2月頭から2軒が実施。新川地区の東淳一さん(福栄丸=6.6トン)は「遅い分散ほど成育が悪い。使える貝は6~7割」と心配している。


掲載日:2018.02.26

ベトナム産白身魚バサ、輸入急増

 バサまたはパンガシウスという名前で首都圏などのスーパーに並ぶ白身魚。ナマズの一種で、東南アジアが原産の淡水魚。日本にはベトナムから養殖物の輸入が年々増加を続けている。出回り始めた頃は見慣れない品種名に購入をためらう消費者も多かったが、スケソなど国産白身魚をはじめ水産物全般の価格が高騰する中、安定した供給量と手頃な価格、汎用性の高さからスーパー、総菜店や飲食店などの取り扱いが拡大。水産素材の地位に定着しつつある。


掲載日:2018.02.26

宮城県石巻 第二山神丸 竣工

進水披露したスタン・トロール船「第二山神丸」(表浜港)

 宮城県の小型底引船・第二山神丸(FRP製9.7トン)が竣工し20日、進水披露が石巻市小渕の表浜港などであった。有限会社大勝造船(南三陸町)が建造した最新鋭のスタン・トロール船で、木村優治船主(同県漁協表浜支所組合員)は「ほぼ思った通りの出来上がりで満足」と喜んだ。頑丈な船体と油圧での揚網力アップが特長。活魚出荷の装備も充実させた。


掲載日:2018.02.26

えりも スケソ刺網終盤入り

 えりも漁協のスケソ刺網は終盤に入った。シケで出漁回数は伸びなかったが、日量が多く水揚量は昨年並みに届いている。浜値は出足にキロ130~120円と好値だったが、水子やヌケが主体の2月中旬以降は80円前後に落ち着いた。


掲載日:2018.02.26

道水産業・漁村振興推進計画(第4期) 27年 生産目標126万トン

 2018年度から当面5カ年間の北海道水産業・漁村の振興施策の展開方向を示す「北海道水産業・漁村振興推進計画(第4期)」が固まった。漁業生産量の27年目標を126万トンに設定。すう勢は107万トンの予測で、増加傾向にあるイワシ・サバなどの操業体制構築、秋サケ・ホタテ・コンブの生産回復、増養殖など新たな生産体制づくりなどを進めて増大を図る。


掲載日:2018.02.26

八雲ホッキ 日産ノルマ未達

低調な水揚げが続くホッキ(14日、八雲町漁協市場)

 八雲町漁協のホッキけた引は、日産ノルマに届かず苦戦している。型は黒の小が中心。4隻で日産1トンの水揚げ。平均単価は昨年より2割ほど安い。


掲載日:2018.02.26

ワカメ芯取り、機械で簡単に

ボイル塩蔵ワカメを芯抜き機で処理する遠藤仁志社長

 シーズン入りした三陸ワカメで、芯取り機が開発され、深刻化する人手不足の解消に期待が高まっている。株式会社タテックス(静岡市)が製造し、開発に協力したマルキ遠藤株式会社(石巻市)が販売代理店となり、熟練作業者並みの処理能力を実現。ギヤードモーター3台の独立制御による最適な条件設定と、オールステンレス製で完全防水、水洗いできるのが特長だ。


掲載日:2018.02.26

昨年の世帯当たり昆布購入額 富山、4年連続1位

 総務省の家計調査によると、昨年1年間の1世帯(2人以上)当たりの昆布購入金額は、富山市(前年比14%減1705円)が全国主要都市の中で最も多く、4年連続の全国一となった。昆布つくだ煮は近畿・北陸勢が上位を占め、大津市(同15%増2217円)が6年ぶりの1位に浮上した。


掲載日:2018.02.26

東都水産 茨城に工場新築へ

 東都水産株式会社は株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A―FIVE)などからの資金援助を活用した「波崎地区6次産業化推進プロジェクト」に参画。茨城県神栖市波崎に最新鋭の冷凍加工場を建設し、サバなどの輸出を強化。生産から販売までの一貫した流通体制を整備することで波崎漁港の水揚げの拡大を図る。


掲載日:2018.02.26

イサダ解禁 岩手279トン、宮城なし

上限漁獲で戻る船が相次いだ大船渡港の初水揚げ

 岩手、宮城両県のイサダ(ツノナシオキアミ)漁が22日、解禁した。同日、岩手では引網46隻が約270トンを水揚げしたが、宮城は出漁したものの漁獲はなかった。ただ、岩手でまとまったのは大船渡港のみ。全体的には今季も不安定で薄漁気味のスタートとなった。岩手の価格は70~60円中心で、昨シーズン初日に比べほぼ10円高。


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