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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2015.10.26

日高管内、前年超えへ追い込み 道東の買い強まる

前年実績を超え、上積みが注目される日高中央漁協様似地区の水揚げ(21日、様似漁港)

 日高管内の秋サケは前年実績超えに向け、追い込みに入った。低気圧で網被害も発生し、漁場間では明暗があるものの、えりも、日高中央、ひだかの3漁協とも組合全体は20日まで昨年を上回るペース。浜値は下旬に入って全道的に水揚げが落ちてきて道東方面からの買いが強まり、えりも、日高中央でメスが高値900円台に高騰。終盤の伸びが注目されている。


掲載日:2015.10.19

定置の被害甚大 暴風波浪で大打撃

 北海道の秋サケ定置は今季、平成18年以来の甚大な自然災害に見舞われている。9月中旬の台風17号、10月頭の爆弾低気圧に続き、8日から9日にかけて温帯低気圧に変わった台風23号による暴風波浪の影響でオホーツク、根室海峡などで被害が発生。操業断念に追い込まれる漁場が増大するなど事態は深刻だ。


掲載日:2015.10.12

爆弾低気圧、盛漁秋サケ襲う

 1日から3日にかけて北海道を襲った爆弾低気圧の影響で、沿岸各地で漁具、漁船、施設などが被害を受けた。特に盛漁期を迎えている秋サケ定置の被害は大きく広範囲。確認・復旧作業中に台風23号が接近、被害回避対策にも追われ、全容は判明していないが、8日までに被害が確認された漁場は104カ統。今季の操業断念を余儀なくされた漁場もでている。


掲載日:2015.10.12

札幌市場、生すじこ取り扱い増

札幌市内量販店の生すじこコーナー。週末中心に特売を展開

 北海道の秋サケは10月上旬もほぼ昨年並みの水揚げペースで推移しているが、札幌市中央卸売市場の生すじこ取扱数量は昨年より大幅に増えている。いくらのヒネ在庫が少ない環境下、産地からの出荷増は、ホタテの減産、サンマやイカの不振など全般的な加工原料不足による仕事買いの様相も呈している。


掲載日:2015.10.05

低水準域も順調ペース/卵需要、メス高止まり

 盛漁期に入った北海道の秋サケは、9月で5万トン台に乗り、低水準となった平成22年以降では好ペースで推移している。オホーツク西部や日本海、えりも以西が好調で、オホーツク中・東部、根室の伸びなど中盤戦10月の漁況が注目される。


掲載日:2015.09.21

親の生鮮流通が善戦 序盤 ダイイチ・札幌ブロック

善戦している生秋サケ売り場

 北海道の秋サケ定置は低水準ながら近年では好ペースで盛漁期を迎えた。浜値もオスが300円絡み、メスが700円台~600円台後半中心と堅調。帯広市を中心に道内22店舗を展開するスーパー・ダイイチ(本社・帯広市)の札幌圏の秋サケ商戦序盤は、生秋サケが健闘の一方、生すじこは価格高で伸び悩んでいる。下山正裕・商品第二部水産課(札幌ブロック担当)係長に聞いた。


掲載日:2015.09.14

オホーツク活魚 さらに上行く生鮮流通

フレーク窒素氷で出荷した秋サケ(1日、札幌市場)

枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本隆治社長)は今季の秋サケ商戦からフレーク窒素氷を使った生鮮の高鮮度出荷に乗り出している。細胞が凍る寸前のマイナス1~3度の氷温帯で保冷。船上で活じめした高品質そのままで消費地に届けている。


掲載日:2015.09.07

秋サケ メス高の滑り出し

堅調な浜値でスタートしたえりも以東の秋サケ水揚げ(1日、大津漁港)

 北海道の秋サケ定置は8月30日操業開始のえりも以東、日本海北部を皮切りにシーズン入りした。出足の浜値はメスが600円後半中心、オスが300円台と堅調。繰越在庫が順調に消化した好環境下、特にメスは強含みの様相も呈しているが、マス卵の搬入量、ガラの輸出停滞など懸念材料も存在。安定消流への価格形成はホタテ減産のオホーツクの漁獲動向などに行方がかかっている。


掲載日:2015.09.07

道ぎょれん会 卸・商社集い展望探る

 道漁連経由で道産魚介類を取り扱う全国の卸や商社でつくる「道ぎょれん会」の秋季取引懇談会が1日、東京都内で開かれた。輸出環境変化に伴い内販促進が鍵を握る秋サケの親や輸入原卵の影響を受けるいくら、極端な無い物高に直面するホタテ製品の商戦に向け熱心に情報交換した。


掲載日:2015.08.31

サケ中国向け加工筋、経営難で買い慎重

 中国への原料輸出は今季、低調な荷動きが予想されている。欧米の販売不振、国内の景気減速などで中国の秋サケ加工業者は原料手当てに慎重。日本国内向けの供給増が見込まれる中、国内の鮭鱒相場も昨年より下方修正され、チリ銀などとの競合で売り場獲得の価格形成が焦点になる。
 中国の秋サケ加工業者は震災年の平成23年に鮭鱒全般の原料高と欧米の経済低迷でサケ製品の販売不振に陥り「サケ事業で貯めた10年分の利益を吐き出す欠損を出した」と輸出業者。「以降原料の買い付けが年を追うごとに慎重になっていった」と指摘する。


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