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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2015.11.30

岩手伸びず不漁か/秋サケ

日増しに不漁の様相を強める岩手の秋サケ(24日、宮古市場)

 岩手県の秋サケ漁は、回帰ピークと期待された11月下旬も大きな伸びはなく、不漁の様相を強めている。海面漁獲は12月から後期群で終盤入りし、後期で挽回しても、中期までの前年同期比約4割減を取り戻すのは難しい。


掲載日:2015.11.23

渡島噴火湾 追い込み

追い込みに入った荷揚げ(17日、八雲漁港)

 北海道の秋サケは11月も伸びはなく昨年並みのペースで推移。今季実績は10万トン台が確定的だが、10万6000トンの昨年実績を超えるのか、後期群が厚い胆振、噴火湾、道南の上積みが焦点になる。


掲載日:2015.11.16

秋サケ生鮮商戦総括 コープさっぽろバイヤーに聞く 

売り上げのプラスアルファに貢献した「羅皇」の商材(札幌市内ルーシー店)

 2年連続で10万トン台にとどまる見通しとなった北海道の秋サケ。いくらの在庫薄と10月の台風・低気圧被害による失速で、生すじこ相場は昨年に比べ終始高値形成。親製品も全般的にはオスの浜値が昨年並みに堅調だった。生活協同組合コープさっぽろでは商品づくりなどで生秋サケが健闘した一方、生すじこは品質重視で金額は善戦したものの、数量は前年に届かなかった。生鮮本部水産部の須藤俊彦バイヤーに商戦動向を聞いた。


掲載日:2015.11.16

岩手秋サケ 伸び弱く下旬が焦点

盛漁期目前も伸びが弱い秋サケ(10日、宮古漁港)

 岩手県の秋サケは水温が下がっても水揚げの伸びが弱いままだ。回帰の中心と予測される11月下旬を目前に、関係者は好転の手応えをつかめないでいる。宮古、山田方面では「遅れている」との願いが強まる一方、懸念も出てきた。9日に修正気配をみせた浜値は高値水準に戻った。


掲載日:2015.11.16

宗谷漁協・石井漁業部 秋サケ中心に自社加工

 宗谷漁協で定置網漁を営むマルトウ石井漁業部(石井啓太代表)は、秋サケを中心に自社工場で加工し、量販店や小売店に卸販売している。また、マフグやカスベなどの混獲魚も商品化。ネット販売も手掛け、未・低利用資源の付加価値対策として販売している。


掲載日:2015.11.09

漁獲不振脱せず 自然災害が追い打ち

 えりも以東海域は今季も平成22年来の不振が続いた。台風・低気圧による網被害も受け、昨年まで回復基調だった西部の十勝管内が3単協とも前年割れ。釧路管内も白糠、釧路市の2漁協を除き前年を下回り、5年連続の低水準となった。


掲載日:2015.11.09

宮城北部が不漁 稚魚放流数が反映か

南三陸町市場の秋サケ現場入札(3日)

 宮城県北部の秋サケが不漁だ。南三陸町市場の水揚げは10月末まで、刺網が前年同期の半分、定置は7割弱。刺網業者は「サケがいない」と口をそろえ、これから盛漁期を迎える定置業者は手応えをつかみかねている。買受人は集荷に頭を痛め、思うように在庫できない。大震災後の稚魚放流が要因との見方がある。


掲載日:2015.11.02

王子サーモン 大丸札幌に直営店開設

 スモークサーモンのブランドメーカー・王子サーモン株式会社(本社・東京、佐藤徹社長)は30日、大丸札幌店地下1階に直営店をオープンさせた=写真。百貨店への出店は東京都内で2店舗を展開してきたが、北海道内は初。サンドイッチなども提供し、スモークサーモンの新しい食べ方や調理方法などを発信していく。


掲載日:2015.11.02

10月下旬の低気圧 定置網損壊追い打ち

破損し回収した定置網を漁船から引き揚げる漁業者(10月29日、常呂漁港)

 10月25、26日に北海道沿岸を襲った低気圧の影響でオホーツクや根室海峡などで定置網に被害が発生、操業を切り上げる漁場が出ている。9月から10月上旬にかけて盛漁期に相次いだ台風・低気圧による被害に追い打ちをかける状況で、今季の秋サケ漁は最悪のシーズンとなっている。


掲載日:2015.11.02

えりも・マルデン 対米HACCP取得へ

高台にそびえる新冷蔵庫。日高のブランド秋サケ「銀聖」を壁面に掲げてPR

 えりも町の株式会社マルデン(伝法貴司社長)は、対米HACCPの認定取得に向け、えりも本社工場の加工施設を改修、併せて冷蔵庫を増築した。衛生管理の高度化、原料の保管機能を整備。主力の秋サケをはじめマダラ・スケソ、タコなど前浜で獲れる魚介類の付加価値加工、安定供給体制の強化で、国内、海外市場への販売促進に臨んでいく。


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