北海道の秋サケは10月半ばでようやく6万トン台に乗せ、シーズンを折り返した。漁獲量が低位となった平成22年以降の漁獲動向に照らすと、今季の水揚げは9万トンにも届かない記録的不漁の様相。一方、キロ平均単価は大半の地区が税抜きでキロ500円以上に付き、平成4年(全道平均558円)以来の超高値で推移している。