岩手県大船渡市の鎌田水産株式会社(鎌田仁社長)が製造販売している即席スープ「ふわとろめかぶ」は、フリーズドライで手軽に食べられる簡便さが受け、好評だ。全国に販路が広がっており、営業担当者は「年間販売目標は100万個」と意気込む。
株式会社帝国データバンク釧路支店が集計した釧路・根室管内の漁業・水産会社の平成25年度売上高ランキングは、釧路市の株式会社マルサ笹谷商店が4年連続のトップとなった。
大阪府八尾市の有限会社浪花昆布茶本舗(大山喜隆社長)は、白口浜真昆布を原料にした昆布茶専門メーカー。人気の「昆布茶きざみ昆布入り」や「梅こぶ茶しそ葉入り」のほか、湯を注ぐと昆布を形抜きした「寿」の文字が浮かび上がる「寿茶」などアイデア商品も展開する。製造工場では衛生・品質管理を徹底。キッチンスペースを設置し、簡単レシピや新商品開発にも取り組んでいる。
釧路のスルメイカが実績を伸ばしている。漁期前半がいまひとつで、9月15日までの水揚げは昨年の半分と伸び悩んでいたが、16日に好転。10月上旬まで日産1万箱台で推移、多いときで2万箱弱と好漁に恵まれ、釧路管内いか釣漁業協議会によると11月10日現在の累計は箱数で前年同期比94%増。数量は同81%増の3715トンに達し、平成22年からの5年間で最高となった。
道総研釧路水産試験場の3代目となる試験調査船「北辰丸」(255トン)が竣工、24日から道東太平洋でスケソ資源量調査を開始した。最新鋭の観測機器を備え、道東・道南太平洋、北西太平洋、オホーツク海の広範囲の海域でサンマ、スケソなど主要魚類の資源量把握や海洋環境調査などを実施。精度の高い資源解析や漁況予報などの情報提供で、北海道漁業の振興をけん引していく(12月15日付に特集掲載予定)。
網走漁協のタコ箱漁が好調だ。1月~11月17日の水揚げは昨年同期の2倍で434㌧。浜値もキロ500円台の好値を付け、金額は同80%増で2億6400万円となっている。
浜中漁協で海外製の太陽光発電機を搭載する船外機船が2~3年ほど前から増えている。円安や中東情勢の悪化で燃油価格が高止まりする中、発電に伴う燃油コストの削減策で注目。安価で充電作業の手間が要らない海外製が流通し、導入が広がっている。
昨年を上回る水揚げペースのシシャモ(11日、釧路港)
釧路海域のシシャモ漁は、低調だった昨年同期を上回る水揚げで推移している。魚体は小型中心だが、「徐々に大きくなってきた」と指摘する声も出ている。浜値は上げ基調だ。
宮城県のホタテ養殖産地で12日、北海道産半成貝の移入、耳づりが全域的に本格化した。小さかった昨年より成長の良い道内産が多い様子で、歓迎されている。変形貝や空貝(死貝)などもわずかで、引き続き十分な選別による大きめの健苗が望まれている。
加工販売など約30社でつくる「をぐら昆布系友会」(会長・山本博史株式会社小倉屋山本社長)は2日、大阪市立住吉区民センターでことし最後の「だしの取り方教室」を開いた。主婦ら参加13人に、一番だしの取り方や銘柄別の特長を教えたほか、だしがらの活用法も紹介、昆布の魅力を伝えた。