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新聞記事

特集一覧

掲載日:2021.05.31

乙部アカモク着々浸透

アカモクの異物除去作業


 ひやま漁協乙部支所ナマコ協議会の加工部門(日沼賢澄部門長)が製造・販売を手掛けるアカモクの商品が着実に浸透している。4月には江差町のアンテナショップ「ぷらっと江差」と鹿部町の道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」でパック詰めの販売を開始。日沼部門長は「売れ行きは好調」と手応えをつかんでいる。
 


掲載日:2021.05.31

猿払村漁協のサクラマス早々に切れる

薄漁のサクラマス(5月26日、浜鬼志別漁港)


 5月連休明けに始まった猿払村漁協のマス定置は、サクラマスが早々に切れマガレイ中心の水揚げ。浜値は昨年よりも安値基調となり、マガレイはキロ10円台と低迷している。関係者は「冷凍しても消費できない状況。コロナ禍でも高値の魚種と安い魚種の開きが大きくなってきた」と不安視する。


掲載日:2021.05.31

南かやべ大船地区の若手2人、技磨く


 南かやべ漁協大船地区で若手2人がタコ漁をメインに漁業技術を磨いている。同地区で刺網などを営む川内潤さんの弟・川内康平(みちなり)さん(31)と、甥の川内律雄星(りゅうせい)さん(18)。船上での動きや水揚げ向上などそれぞれの課題と向き合い、日々研さんを積んでいる。


掲載日:2021.05.31

銭亀沢漁協の嶋田部会長、折作業ユニットハウス導入

コンブの製品づくりを行うため新たに導入したユニットハウス。6月からの使用に向け準備を進めている


 銭亀沢漁協の嶋田純一養殖部会長は、コンブの製品づくりを行う作業場としてユニットハウスを導入した。毛(ヒドロゾア)の除去作業で発生する粉じん対策で換気扇を設置。また基礎ブロックを大きくし高床にしたことで、湿気対策に加え、コンブの搬出とトラックへの積み込みが楽になり腰への負担も軽減できるという。養殖コンブの生産が始まる6月からの使用に向け、作業台を配置するなど準備を進めている。


掲載日:2021.05.31

オ海北部は歩留まり・アソート良好

ホタテの荷揚げ作業(5月24日、東浦漁港)


 オホーツク海北部の宗谷管内4単協(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)は、宗谷、猿払村、頓別の3単協が本操業に入った。漁場造成を含む5月末水揚量は2万6770トン。前年同期より約7千トン少ない。歩留まりは10%前後まで上昇し、アソートは4Sまたは3S中心。5月前半の値決めはキロ150円前後と堅調だ。宗谷、猿払村は日産400トンを見込む。


掲載日:2021.05.31

日高春定置 本マス好漁

水揚げが好調に推移する本マス(5月26日、三石市場)


 日高管内の春定置(19カ統)は、本マス(サクラマス)が好漁だ。全域で昨年を大幅に上回るペース。ただ、浜値は昨年より安値傾向。一方、昨年は5月後半にまとまったトキサケが低調に推移し、着業者は盛漁期を迎える6月に期待をかけている。


掲載日:2021.05.31

久慈市養ギン3季目初水揚げ

いけすから水揚げされるギンザケ


 岩手県の久慈市漁協(皀健一郎組合長)が久慈湾内で試験養殖しているギンザケの3季目の水揚げが27日、始まった。最終試験の位置付けとなる今季は、8月中旬まで約20回にわたり前季実績の5倍となる計200トンの出荷を目指す。成育は順調で、ブランド化に向けた取り組みも進行中。事業化に移行する来季に弾みをつけ、不漁にあえぐ浜に新たな活力を導く。


掲載日:2021.05.31

FJが仙台空港に「ふぃっしゃーまん亭」出店

ターミナルビル2階に4月12日オープン。コロナ対策で仕切り板を設置


 宮城県内の若手水産事業者らでつくる一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(FJ、石巻市、阿部勝太代表理事)は、仙台空港(名取市、岩沼市)に三陸産のカキと海鮮丼の店「ふぃっしゃーまん亭」を開いた。水産養殖管理協議会(ASC)や海洋管理協議会(MSC)の国際認証を取得した県産水産物を使用。水産資源の保護など持続可能な漁業で生産された「サステナブル・シーフード」の発信に力を入れる。


掲載日:2021.05.31

ゼネラル・オイスターが大槌の工場で受託生産

大槌町の安渡地区にある「牡蠣ノ星」外観


 株式会社ゼネラル・オイスターは岩手県大槌町にある加工場「牡蠣ノ星」で新規に受託生産を実施、これまでのカキ加工品から裾野を広げ、その他の原料も取り込んだ水産品全般の生産に着手する。コロナ禍で主力業態の外食事業が苦戦を強いられる中、新たな収益源を確保するものとして活路を見いだしていく。


掲載日:2021.05.31

「キャベツウニに色々と食べさせてみた」神奈川県水産技術センターが動画作成


 神奈川県水産技術センターは動画「キャベツウニに色々と食べさせてみた」を制作し、YouTubeで公開した。ウニがキャベツを好んで食べること、また餌として飼育したものは身入りが良く、甘みも増すことを発見した臼井一茂主任研究員が案内役として出演。ニンジンやホウレンソウ、イチゴなどを与えたときの様子や考察について解説している。


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