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新聞記事

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掲載日:2021.12.06

胆振産、ラウンジのチャージで発信

チャージで提供する海鮮プレート


 室蘭・胆振産を中心に魚食の魅力を発信する飲食店が11月、北海道最大の繁華街・札幌市のすすきのにオープンした。室蘭市公設地方卸売市場で仲卸を営む株式会社ヤマサン渡辺の山本晃弘社長(35)が新会社・株式会社山三を立ち上げて運営。昼の海鮮丼専門店に加え、夜はラウンジの業態でチャージに海鮮料理を提供。魚介類とナイトビジネスを掛け合わせ、水産流通の新機軸を追求するとともに、商談や情報交換など水産関係者の商機拡大に貢献するスポットの機能も目指している。


掲載日:2021.12.06

東信水産、 青森フェアに手応え

店内の至るところで売り場を占める青森県産の鮮魚類


 首都圏を中心に生鮮魚介専門店を展開する東信水産株式会社(東京都、織茂信尋社長)は青森県との連携を強化している。11月24~30日の期間で、旬の県産魚介類を集中提供する販促企画を全19店舗で開催。27日には東京都杉並区の荻窪総本店に三村申吾青森県知事、濱舘豊光中泊町長がPRに来店。マグロの解体即売会の実施や県産品の限定プレゼントなど県の魅力を伝える催しを繰り広げた。


掲載日:2021.12.06

ニッコーの佐藤会長、北海道功労賞を受賞


 株式会社ニッコー(釧路市)の佐藤厚取締役会長が、北海道の経済・社会・文化などの発展に貢献した個人や団体を表彰する「令和3年北海道功労賞」を受賞した。
 道知事による最高位の表彰で、1969年に「北海道開発功労賞」として制定。これまでに166人・15団体が受賞している。


掲載日:2021.12.06

せたな町のマーレ旭丸、アカシマエビの食べる調味料で訴求

アカシマエビを使用した「焙煎珍味」を有効活用した 「食べるラー油」


 漁獲から加工・販売まで手掛けるせたな町の有限会社マーレ旭丸(西田たかお社長、電話0137・87・3455)は、日本海で厳寒期に水揚げするアカシマエビの風味を閉じ込めた「食べるラー油」を打ち出した。家庭料理研究家の監修で開発。10月にオンラインショップで販売を始めた。全国各地の物産展でも出店時に売り込んでいる。


掲載日:2021.11.29

カニ主力商材米国主導で沸騰


 カニの主力商材である海外産のズワイ、タラバが高騰している。デフレに苦悩する日本とは対照的に政府の経済対策などで個人消費の盛り上がりに沸く米国、活需要が著しい中国が相場を主導。日本の大手商社は「米国のマーケットが失速する気配は乏しい。しばらくは高値圏の相場が形成され、タラバのキロ1万円超えが続くだろう」と言い切る。一方、札幌の専門業者は「商社からタラバを仕入れるのが難しい。ズワイも来年の製品確保にめどが立たない」と表情を曇らせる。


掲載日:2021.11.29

苫小牧マツカワ拡販へ薄造り

マツカワの需要拡大効果を狙う薄造り


 えりも以西栽培漁業振興推進協議会のマツカワ魚価対策プロジェクトチーム(PT)の構成員である苫小牧漁協は21日、苫小牧市公設地方卸売市場・水産物部で開かれた市民感謝祭で、マツカワの薄造り(300グラム入り)を一般消費者向けに初めて販売した。25パックが売れ、PTチームリーダーの赤澤一貴同漁協総務部長は「滑り出しとしては上々」と話す。


掲載日:2021.11.29

津軽の冷食「じょっぱりめし」通販開始


 株式会社木戸食品(青森県外ケ浜町、木戸宏文社長、電話0174・22・2051)は、陸奥湾産ホタテや海峡サーモンなどを使った冷凍炊き込みご飯「津軽じょっぱりめし」シリーズのインターネット通販を始めた。コロナ禍による巣ごもり需要の取り込みを目指す。


掲載日:2021.11.29

ニチモウが軽石の回収試験に成功

海水と軽石の分離例


 ニチモウ株式会社は沖縄県国頭村の漁港で軽石除去に成功した。漁業・水産業に携わってきた長年にわたる経験とノウハウを生かすとともに、漁協や協力会社との連携を進めていた。実証試験において効率的な回収ができたとしている。


掲載日:2021.11.29

オーストラリアから日本へ輸出拡大本腰

奥左上からタコ(ボイル冷凍品、生冷凍品)、バラマンディ、アサヒガニ、手前はアトランティックサーモン


 オーストラリア政府は日本向けに水産物の輸出に力を入れている。世界第3位の大規模な漁場を有し、4千種を越える魚種が生息。世界トップクラスの漁業管理や衛生安全基準を満たしていることも優位性を後押ししている。在日大使館はこのほど東京で開催されたシーフードショーに約20年振りに出展し、日本でもすでに実績のある商材から馴染みの薄い商材など幅広く提案した。


掲載日:2021.11.29

峨朗ガキ身入り順調

順調に成育している峩朗ガキ


 上磯郡漁協上磯地区の養殖カキブランド「峩朗(がろう)ガキ」は11月に入り、本格的な出荷を開始した。北斗峩朗ガキ養殖部会の加藤佑基部会長は「今年の身入りはまずまず。11月中旬になり上向いてきた」と話す。


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