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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2023.01.09

漁業経営の持続性確保へ-作業合理化に成果-

従業員の就業環境の改善にも力を注ぐ。番屋内にはプロスポーツチームが使うような個人専用のロッカーも設えた。


 羅臼漁協所属で定置網漁を営む阿保水産と髙橋水産が2019年から協業化し、水揚げや魚価の浮動が大きい中でも経営の持続性を確立している。2社は「丸共阿保髙橋」を設立(芦崎拓也代表)し、網起こし作業の合理化や人材育成でメリットを発揮。同漁協・定置網33カ統の漁業経営体で唯一のケース。芦崎代表は「就業環境も向上し、若い乗組員の雇用も実現している」と話す。


掲載日:2023.01.09

収益向上に家族結束


 別海漁協の鈴木隆三さん(63)、次男走志さん(30)の親子は、サケ定置やホタテけた引に従事しながら、水産加工の「漁師の台所 銀邑(ぎんゆう)」を営んでいる。秋サケ、ホタテ、イカ、ホッケなど前浜・根室海峡産を中心に生鮮・冷凍切り身、塩蔵、干物などを製造。「安全な食べ物」の提供を理念とする宅配事業会社が主力取引先で、味付けは岩塩一本。水揚げ減少や魚価安など厳しい環境下、漁業の持続に向け、6次化の安定に臨んでいる。


掲載日:2023.01.09

稚貝保有3割強減少-陸奥湾2022年度秋季調査-


 青森県陸奥湾の2022年度秋季実態調査結果がまとまった。今年の半成貝や新貝に向ける稚貝(20年産)の保有枚数は10億2458万枚で、過去10年平均の65%と大きく減少した。県は「親貝が少なく、2~3月の大規模な産卵も見られなかった」ことを要因に挙げている。成貝(20年産)・新貝(21年産)の保有枚数も1億165万枚と低水準で、目安となる1億4千万枚の73%に低下したことから、23年採苗の十分な稚貝確保を考慮し、産卵晩期の3月まで出荷を控え親貝確保に努めるよう要請している。


掲載日:2023.01.09

安定集荷へ一致団結-東京・豊洲市場取引開始-


 東京都の豊洲市場は5日、今年の市場取引を開始した。初競り式では大物卸売場で卸、仲卸の代表らが新年のあいさつを述べた。入荷は前年比7.9%減の805.8トン。むき身のカキが54%増の4.3トンだったが、アジ、スルメイカ、イワシ、ハマチなどが軒並み前年を下回った。


掲載日:2023.01.09

「北海道二海サーモン」発眼卵から幼魚生産、11月中には約3万尾


 八雲町とひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会が海面養殖に取り組む「北海道二海サーモン」の本格事業化を見据えた動きが進展している。2022年12月には八雲町が、熊石地区に構える種苗生産施設に種卵(発眼卵)10万粒を搬入した。卵の段階から幼魚を成育させる初の試みで、今年11月中旬までに幼魚約3万尾を生産する。


掲載日:2023.01.09

岩手産アカモク、豊富な健康成分

アカモク、サクラマス、タラの「三色かまぼこ」


 岩手県産アカモクは他産地と比べて機能性成分を多く含んでいることが岩手大農学部の袁春紅准教授(水産食品加工学)らの研究で分かった。採取時期は6月が最適という。アカモク粉末をすり身に添加してかまぼこを試作したところ、アルギン酸の効果で弾力性がアップした。風味に大きな変化はなく、味を維持したまま美容・健康面や色調の変化なども期待できるのは一つの利点とした。袁准教授は機能性成分の流出を抑える加工・保存方法の検討が不可欠とした上で「成分表示を詳細に行うことで商品の差別化ができる。(宮城の)笹かまぼこに負けない練り製品の開発も可能だ。新たな食文化を生み出し、漁業者の所得向上につなげたい」と話す。


掲載日:2023.01.09

5年連続3000億円台-国の2023年度当初・2022年度補正予算-


 昨年12月下旬に閣議決定された国の水産関連予算は、2023年度当初予算が1919億円(前年度1928億円)、22年度第2次補正予算1289億円を合わせ総額3208億円となった。前年度と比べ7億円の増額、補正・当初を合わせた総額は5年連続で3千億円台を確保した。漁業経営安定対策や不漁要因を解明するための資源調査を充実させるなど、持続性のある水産業の成長産業化の実現に向け取り組んでいく。


掲載日:2023.01.09

成熟誘導、葉幅広く厚み

折製品に仕立てた成熟誘導のマコンブ


 道総研函館水産試験場が取り組む成熟誘導(人工的に子のう斑を形成させる技術)を利用した早期生産種苗(マコンブ)の試験養殖は昨季、連携する戸井漁協小安地区で通常の促成マコンブに比べて葉幅が広く厚みや乾燥重量も上回る結果が得られた。漁業者の関心も高く、同地区では今季全部会員が種苗を付けたほか、本場折の近隣各浜にも波及、さらなる品質向上に努めていく。


掲載日:2023.01.01

産業の潜在力引き出す-水産エボリューション-


 養殖業を中心に世界的には成長軌道の水産業。日本では天然資源や就業者、魚介類消費量の減少が続いているが、かつての“大国”復活に向け、異分野融合で新たな価値の創造、潜在力を引き出す試みも行われている。元来、「裾野が広い産業」といわれる水産業の進化、未来への希望の光を探る「掛け合わせ(×)」にスポットを当てた。


掲載日:2023.01.01

北海道秋サケ在庫の適正化へ各種対策


 2022年産北海道産秋サケの親製品・魚卵製品の供給量は、前年比65%増の約7万9千トンと水揚げの伸長から前年より大幅増。単価は9月下旬以降下方修正されたものの、漁期当初の高値形成で高水準。道漁連では新漁までの在庫の適正化に向け、競合する輸入鮭鱒を含め消化状況を注視し、必要に応じて各種流通対策に取り組んでいく。


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