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新聞記事

漁業経営の持続性確保へ-作業合理化に成果-

2023年01月09日

従業員の就業環境の改善にも力を注ぐ。番屋内にはプロスポーツチームが使うような個人専用のロッカーも設えた。


 羅臼漁協所属で定置網漁を営む阿保水産と髙橋水産が2019年から協業化し、水揚げや魚価の浮動が大きい中でも経営の持続性を確立している。2社は「丸共阿保髙橋」を設立(芦崎拓也代表)し、網起こし作業の合理化や人材育成でメリットを発揮。同漁協・定置網33カ統の漁業経営体で唯一のケース。芦崎代表は「就業環境も向上し、若い乗組員の雇用も実現している」と話す。

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