岩手県産養殖干し(本干し)コンブの今季初入札が5日、宮古市の県漁連北部支所で開催された。3漁協が6294箱(1箱20キロ中心、121.4トン)を上場、全量落札され、最高値は重茂産長切1等の1万8099円(10キロ値)。昨年初回に比べ、長切が田老町産(A種)1等20%ダウンなど下げ幅が大きく、棒は昨年並みから小幅下げとなった。北海道産の下げが影響したとの見方が強い。
えりも漁協のコンブ漁が最盛期を迎えている。今季は総体的に繁茂しており、平野正男組合長は「低調だった昨年の2、3倍は採りたい」と意気込む。天日乾燥の日高管内は、天候が生産量を左右する大きなポイントとなるため、着業者は今後の好天と順調操業に期待している。
道南・白口浜に位置する南かやべ漁協の天然マコンブ漁が17日に始まった。昨年は低調な水揚げだっただけに、着業者は「繁茂状況も良いので頑張りたい」と意気込んでいる。
木直地区では17、18の両日出漁後はシケなどで沖止めが続き、23日現在2回の操業となっている。
岩手県産養殖素干しコンブの初入札が15日、宮古市の県漁連北部支所で開催された。重茂、田老町の両漁協が9155箱(1箱10キロ)を上場、主体の黒長切が両漁協産とも1万1000円を超え史上最高値となるなど、全品目が昨シーズンの相対販売価格を上回った。入札移行で競争原理が働いたとの見方がある。
根室貝殻さお前コンブの値決めは、交渉開始2日後の16日に妥結。1等は昨年比2.4%高の10キロ1万7300円、3等は同4.8%高の1万1000円、4等は同2.1%高の9600円となった。
貝殻さお前コンブ漁が12日に終漁した。今季は繁茂・生育状況ともに芳しくなく、厳しい操業を強いられた。
6月15日に解禁したが、天候が悪く21日に初水揚げ。
岩手県宮古市の田老町漁協(小林昭榮組合長)管内で5日、養殖ガゴメコンブの収穫が行われた。干し加工後、同漁協が買い取りとろろ昆布で製品にする。福島原発事故の風評被害でボイル昆布が特に関西圏で売れなくなり、この対策としてガゴメが浮上。組合員漁家の収入維持、安定を狙う。
道漁連は3日、道昆布事業協同組合の総会で、本年度の道内コンブ生産予想を昨年度実績比17%増の1万7500トンと発表した。過去最低だった昨年に比べると生産回復となりそうだが、平年作の2万トンを8年連続で割り込む見通しだ。
岩手県の養殖コンブでこれまで相対販売されてきた宮古地区の素干しが今季、入札に移行する。干し(本干し)の前に生産される比較的実の薄い棒製品。100トンを超えるようになり、買受人から入札が望まれていた。同県漁連共販で重茂、田老町の両漁協産を対象に、7月15日と25日の2回の入札が検討されている。
えさん漁協の養殖コンブ水揚げが各浜で行われており、活気を見せている。日浦、尻岸内、古武井、恵山の4地区は生育途中に芽落ちしたが、株分けなどで可能な限り回復させてのシーズン入りとなった。