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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2022.01.31

えりもエゾバイツブ昨季下回る漁模様

選別を徹底して出荷するエゾバイツブ(1月21日、庶野地区)


 えりも漁協庶野支所地区のエゾバイツブかご漁は昨シーズンを下回る漁模様となっている。中村洋一部会長は「昨季が良すぎた。今季も特別悪くはない」と話す。浜値はキロ千円台で推移している。


掲載日:2022.01.31

日高西部毛ガニ安値発進

操業が始まった毛ガニの荷揚げ(1月25日、節婦漁港)


 日高西部海域(門別~冬島、許可隻数37隻)の毛ガニ漁は24日に水揚げが始まった。極度に不調だった昨季に比べかご入りが良好の一方、浜値は大・中・小の各サイズとも昨季より安値で滑り出した。今季は許容漁獲量が過去最低だった昨年からさらに4割減枠。餌代などコストが重く、着業者は「採算が厳しくなる」と口をそろえ、コロナ禍の影響なども懸念している。


掲載日:2022.01.31

陸上作業機械化を実証試験

陸上作業を機械化する実証試験で活用した一連のシステム


 道はICT技術などを活用したコンブ生産増大対策事業として、新たなシステムを用いた共同乾燥設備モデルの実証試験に取り組んでいる。昨夏は厚岸漁協などの協力を受け、一連の陸上作業を機械化・自動化する試験を実施、乾燥の均一化やコスト削減などが課題に挙がった。取り組みを周知するため道のホームページで作業内容の動画を公開している。


掲載日:2022.01.31

留萌4単協ホタテ韓国出荷動き良好


 留萌管内4単協(増毛・新生マリン・北るもい・遠別漁協)の韓国向け活輸出は、昨年4~12月で4833トンとなった。前年同期比9%増、約400トンの増加。1月以降も引き合いが強く、気象・海象状況を勘案しながら各地区とも2月以降、水揚げを再開するもよう。


掲載日:2022.01.31

JRの旧社宅を新規就業者の住宅に活用


 鵡川漁協は新規就業希望者の受け皿として、JR北海道が日高本線・鵡川駅近くに保有していた旧社宅(写真)を活用する。1月21日にJR北海道と土地・建物を無償で譲受する契約を締結した。むかわ町の補助を充てて一部老朽箇所を改修した後、4月にも入居を開始する。


掲載日:2022.01.24

後志管内生産安定向けて養殖に熱視線


 スルメイカをはじめ回遊魚の不安定な水揚げなど取り巻く環境が厳しさを増す北海道後志管内。生産体制の安定化、漁家所得の向上を目指し、各地で養殖事業の確立に向けた取り組みが活発化している。カキやウニに加え、近年道内他浜でも実証試験が盛んなトラウトサーモン(ニジマス)とサクラマスの養殖も展開。自治体レベルでは、実現すれば道内初となるバナメイエビの陸上養殖を模索する動きも見られ、持続可能な漁業の実現に向け官民挙げて養殖に熱視線を送る。


掲載日:2022.01.24

岩内郡スケソ延縄回数伸びず苦戦

高鮮度で荷揚げされる岩内郡漁協のスケソ


 岩内郡漁協のスケソ延縄はシケ続きで操業回数が伸びず、厳しい漁模様で推移している。一方、着業する第二十七福生丸(16トン)の山崎基広理事は「スケソの資源量自体は多い。とにかく回数次第」と今後の海況好転に望みを託す。


掲載日:2022.01.24

網走湖ワカサギ序盤苦戦

ワカサギの水揚げ作業


 西網走漁協のワカサギ漁が始まった。序盤は低気圧に伴う大雪や気温の緩みが影響し苦戦。初日の1月16日は1.4トン、2日目の20日は1.7トンと低調にスタートした。ワカサギ振興会の哘英伸会長は「雪が深く網を引く回数が少ない。荒天が続き出漁日数が減り、満足に揚げられない」と、もどかしそうに話す。


掲載日:2022.01.24

オ海ホタテ22年計画前年実績比13%減28万9600トン

昨年のホタテ荷揚げ作業(湧別漁港)


 オホーツク海沿岸の2022年水揚げ計画は北部、南部合わせた12単協で前年実績比13%減の28万9600トンとなった。前年計画よりも5100トン減とやや下方想定。前年実績より多く設定したのは頓別、枝幸の2単協。前年計画を上回ったのは猿払村、頓別、佐呂間、常呂の4単協で、大半が昨年当初並みの計画量を設定している。


掲載日:2022.01.24

スケソ刺網日高管内振るわず


 道南太平洋の日高管内のスケソ刺網が低調だ。道の集計によると11月~1月10日の水揚げ数量は1573.7トンで前年度(2020年度)同期比28%減、2019年度同期と比べると46%も減少。第三十五ことしろ丸で着業する日高中央漁協様似地区の秋山要スケソ刺網部会長は「好漁が続かず、例年の半分も獲れていない」と実感する。


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