操業が始まった毛ガニの荷揚げ(1月25日、節婦漁港)
日高西部海域(門別~冬島、許可隻数37隻)の毛ガニ漁は24日に水揚げが始まった。極度に不調だった昨季に比べかご入りが良好の一方、浜値は大・中・小の各サイズとも昨季より安値で滑り出した。今季は許容漁獲量が過去最低だった昨年からさらに4割減枠。餌代などコストが重く、着業者は「採算が厳しくなる」と口をそろえ、コロナ禍の影響なども懸念している。