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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2022.10.10

函館・米田商店を人材紹介業・クックビズが子会社化


 飲食・フード関連産業の人材紹介業などを展開するクックビズ株式会社(大阪市、藪ノ賢次社長)は、2021年8月に函館地裁に民事再生を申し立てた株式会社久一米田商店(函館市)が新設分割により立ち上げた「きゅういち株式会社」の全株式を取得した。同社が水産加工会社の事業再生に乗り出すのは初めて。経営体制の再構築や設備投資に加え、人材の採用や育成の強化などを通じ早期の再生を目指す。


掲載日:2022.10.10

道漁連と振興協会、沖縄で食育講座開く


 道漁連と道昆布漁業振興協会は9月15日、沖縄県の調理師学校2校で昆布の食育講座を開いた。道産昆布の歴史や栄養、食べ方などを解説するとともに各銘柄を使っただしの飲み比べも実施。栄養・調理学などを学ぶ学生に日本食を支えてきた昆布の魅力と奥深さを伝えた。


掲載日:2022.10.03

玉冷、輸出主導も景況不安

30万トン程度の水揚量が予想されるホタテの荷揚げ


 ホタテ玉冷の消流は、コロナ禍の反動に伴う海外の需要増大とインフレによる急激な円安で、輸出主導の消費形態となったが、最近は米国、EUとも物価高による景気後退不安もささやかれ、関係者は「今後の展開が読みづらい」と苦慮している。一方内販は、仕入れコストの上昇で価格転嫁を余儀なくされる量販店が特に苦戦。関係者は年末に向け、規制緩和に伴うインバウンド需要や国内旅行者の消費回復に期待を寄せている。


掲載日:2022.10.03

TSSS2022 19日開幕


 アジア最大級のサステナブル・シーフードイベント「東京サステナブルシーフード・サミット2022」(TSSS2022)が10月19~21日開催される。現在、オンラインによる参加者を募集している。今年は「水産『ブルーオーシャン』戦略を描く~人権・生物多様性・気候変動から考えるサステナブル・シーフード~」をテーマに、水産分野が向かうべき新しい領域「ブルーオーシャン」を切り開く道筋を考える。主催は株式会社シーフードレガシーと経営誌の日経ESG、共催はウォルトンファミリー財団、デビッド・アンド・ルシール・パッカード財団。


掲載日:2022.10.03

包装資材の進化続く-包装資材特集-


 国の枠を越えて環境問題解決に向けた認識の共有、行動計画への合意が行われ、グローバル規模で消費者の環境に対する意識が前進しており、包装産業もこの動きの渦中にある。保全性や利便性といった機能面においても包装業界各社が担う役割は拡大している。環境配慮から包装材料フィルムの薄肉化が進む一方で、フードロス削減の観点からハイバリアフィルムの開発にも期待が高まる。個食や時短、簡便食品の浸透に加え、近年特に需要が拡大している冷凍食品、さらに植物性タンパク質などによる代替肉、“○○フリー食品”といった特定の成分を含まないものなど、変化の絶えない食品トレンドへの最適な対応も包装産業は求められている。


掲載日:2022.09.26

電気ショックによる鎮静で船上活じめ磨く-ブリ特集-

マット(水色)上で動きが静かになったブリをかごに入れて活じめ機に投入


 北海道の漁獲資源で存在感が高まっているブリ。多獲地域では船上活じめなどのブランド品を先導役に魚価底上げに取り組んでいる。暴れるブリを扱う作業の負担軽減や迅速化、魚体温の上昇抑制など品質安定で、東しゃこたん漁協やひだか漁協などはニチモウ株式会社が開発した電気刺激による鎮静化システムも導入。北海道産ブリの訴求へ産地の切磋琢磨が続いている。




弊紙FB内に動画あり


掲載日:2022.09.26

くら寿司、キャベツニザダイ発売


 回転ずしチェーン「くら寿司」を展開するくら寿司㈱は、SDGSの取り組みの一つ「低利用魚の活用」で、通常駆除対象となるニザダイに廃棄予定のキャベツを与えて養殖した「キャベツニザダイ」の販売を開始した。キャベツで養殖したニザダイの全国販売は今回初。「キャベツウニ」をヒントに始めた取り組みで、まずは期間や数量限定での提供だが、定期的に販売できる体制を目指している。


掲載日:2022.09.19

6次化 ECで拡販着々

昨年建設した加工場


 岩内郡漁協所属で秋サケ定置網漁や底建網漁を手掛けるカネヤマ石橋(石橋海代表)が取り組む6次産業化は、提携先の株式会社GHIBLI(坪内知佳社長)との協業を通じ事業規模を拡大している。海(ひろし)代表の妻・亜希子さんが中心となり、前浜のホソメコンブを使った昆布粉やソイのみそ漬けなどを同社が今春開設したEC(電子商取引)サイトで販売。年齢や性別を問わず全国各地の購入者から幅広い支持を獲得している。


掲載日:2022.09.19

古宇郡漁協神恵内・山森漁業部、「塩水ウニ」手応え

今夏販売した塩水ウニ


 古宇郡漁協神恵内地区の山森漁業部は2月下旬に加工品などを販売するオンラインショップを開設して約半年が経過した。夏の主力商品・ウニの塩水パックは数十件の予約注文が舞い込み、売り上げは堅調。販売面を担う山森美紀さんは「SNSでの宣伝力を向上させれば、もっと注文数が多かったはず」と話し、向上心は尽きない。


掲載日:2022.09.19

コロナ禍需要に照準-凍眠フェア-

「凍眠フードフェア」の様子


 東京都世田谷区の百貨店・玉川高島屋は7~13日、地下催事会場で株式会社テクニカンの液体急速凍結機「凍眠」で凍らせた商品を販売する「凍眠フードフェア」を開催した。テクニカン直営の冷凍食品ショップ「TMIN FROZEN(トーミン フローズン)」の商品や人気デパ地下商品を冷凍品で販売。売り場には「凍眠」の小型機の新機種も披露。コロナ禍などで注目を集めている冷凍食品について、より身近に感じさせる催事企画を展開した。


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