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新聞記事

2021の記事一覧

掲載日:2021.06.28

標津漁協と町で子持ち昆布に挑戦

小定置網に入れ卵を付着させたオニコンブ。町試作の「子持ち昆布」(左)と同様、厚さ数センチの付着を目指す


 標津町と標津漁協でつくる標津町栽培漁業協議会は新資源付加価値向上事業の一環で今春、ニシンの卵をコンブに付着させた「子持ち昆布」の試験調査を実施した。4月17日に野付半島沿岸の小定置の金庫網で行った試験では卵の付着を確認できた。


掲載日:2021.06.28

豊洲市場ワクチン職域接種へ


 東京・豊洲市場の業者でつくる豊洲市場協会(伊藤裕康会長)は、市場内従事者を対象とする職域接種の準備を7月上旬をめどに進めており、ワクチンの入手状況に応じて接種を開始する。約8000人の接種を想定。伊藤会長は「安心してお客さまに来ていただける市場流通を一日も早く取り戻すため実施する。オール豊洲市場の一本化で臨むため、今回の職域接種に踏み切る」と話している。


掲載日:2021.06.28

稚内市の瀬戸漁業地場産魚の加工品に力

稚内産を使った塩焼きとフレーク


 石油類卸小売を主力に営む稚内市の瀬戸漁業株式会社(菅原耕社長、電話0162・23・4088)は近年、水産加工品の開発に力を入れている。昨年から第1弾商品でオオナゴとニシンの塩焼きを本格的に販売。骨ごと食べられ無添加・無着色。栄養素を豊富に含むことや、電子レンジ加熱ですぐに食べられる時短・簡便を前面に訴求する。販路開拓とともに、新商品の開発も進めている。


掲載日:2021.06.28

「三沢昼いか」地域団体商標に

ブランド力強化を目指す三沢昼いか


 青森県三沢市の特産品「三沢昼いか」が、特許庁の「地域団体商標」に登録された。市漁協(門上馨組合長)は登録を弾みに一層のブランド化を図り、首都圏や関西などで販路を拡大していきたいとしている。


掲載日:2021.06.28

金華シリーズ第3弾はスープカレー


 宮城県石巻市の水産加工業者など10社でつくる石巻うまいもの株式会社(同市、社長・木村一成湊水産社長、電話0225・25・4363)は16日、石巻金華シリーズの第3弾としてレトルトのスープカレーを発売した。ギンザケやサバ、ホヤなど、石巻が誇る素材を具材に使用。各社のノウハウを共有して開発した全8種類を展開する。販売網もシェアしながら、まずは中元需要を取り込む。


掲載日:2021.06.28

いぶり毛ガニ毛ガニ中主体100~300キロ

毛ガニの選別作業。中が8割を占める(6月22日、豊浦支所)


 噴火湾の毛ガニ漁が18日に始まった。いぶり噴火湾漁協は序盤、漁場の見極めが難しく船間格差が見られ、日量1隻100~300キロ前後の水揚げ。一方浜値は大が高値キロ5千円台、中が4千円台中盤と堅調にスタートしたが、回数を重ね主体の中がやや下げ基調で推移している。


掲載日:2021.06.21

持続可能な漁業の確立を


 道漁協系統・関係団体は6月16~18日、札幌市の第一・第二水産ビルで通常総会を開き、2020年度事業報告と21年度事業計画を承認した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令中のため、書面決議。全道組合長会議では「次世代に引き継ぐ、持続可能な『北海道スタイルの漁業』確立」を目指し、新型コロナに係る緊急対策の拡充強化の特別決議と、福島第一原発の処理水処分対策、漁業実態に即した水産政策の改革実現と資源回復・増大対策の拡充、漁場環境対策の推進など3項目の通常決議を採択。国や道などに早期実現を要請する。


掲載日:2021.06.21

コロナ関連増加見込み保証120億円計画-基金協会-


 全国漁業信用基金協会北海道支所(阿部国雄運営委員長)は2021年度もリース事業の保証対応をはじめ、近代化資金や漁業振興資金、生活関連資金などの利用を促進し、オール保証を目標として保証推進を図る。1人欠員の運営委員に古村龍次道水産林務部水産局長を承認した。


掲載日:2021.06.21

漁業者の資金需要支える次期中期計画の策定着手-道信漁連-


 道信漁連(深山和彦会長)は、コロナ禍の影響を受けた漁業者などへの金融支援を継続するとともに、水産政策に基づく新たな設備投資の情報収集の実施で資金需要を的確に把握し、浜のニーズに対応した融資に努める。また、漁業・金融環境を踏まえた次期中期計画(22年度から3カ年)の策定に着手する。


掲載日:2021.06.21

漁業生産9割加入目指す-共済組合-


 道漁業共済組合(福原正純組合長)は2021年度の共済加入計画を共済金額で1470億円に設定。国の政策目標「漁業生産の9割が漁業収入安定対策に加入」に向け、引き続き、未加入の主要漁業・養殖業への加入推進などに取り組んで「ぎょさい・積立ぷらす」の浸透を図る。


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