青森、岩手、宮城の東北3県の秋サケ漁が今季も不振を極めている。各県のまとめによると、11月30日現在の沿岸漁獲量は青森252トン(前年同期比70%減)、岩手149トン(同73%減)、宮城75トン(同83%減)。好転の兆しは見えず、3年連続の大不漁となる公算が大きい。市場では品薄感が強く、浜値はかつてないほどに高騰している。