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新聞記事

2019年8月の記事一覧

掲載日:2019.08.26

サケ特集 需要奪還へ価格位置模索


 北海道の秋サケ定置が30日開幕する。今季は昨年比33%増の来遊予想で8~9万トンと依然低水準ながら増産見通し。製品の消流は輸入物などに切り替わった売り場の回復が途上。今季の商戦展望、流通対策の重点などを道漁連販売第二部の鳥毛康成部長に聞いた。


掲載日:2019.08.26

シーフードショー盛況 道産逸品国内外へ


 第21回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーが21~23日の3日間、東京ビッグサイトで開かれた。国内外の魚介類や加工品、機器資材、漁業技術などが集結、輸出拡大やHACCP対応などセミナーも連日開催し、今後の事業展開を後押し。海外バイヤーも多数訪れ、国際色豊かな展示商談会となった。


掲載日:2019.08.26

網走漁協タコ箱 増産で出荷制限

順調に水揚げされるミズダコの荷揚げ作業(21日、網走港)


 網走漁協のタコ箱が好調だ。水揚量が増えたことに加え水温上昇に伴う鮮度落ちを抑えようと、1隻の出荷量を日産1.5トンに制限中。キロ400円台だった浜値は盆明けから500円台に回復している。


掲載日:2019.08.26

えさん漁協のブランドホッケ「バキバキ」 今春、数年ぶりにまとまる


 えさん漁協尻岸内地区ほっけ刺網部会(高島信幸部会長)が生産するブランド「海峡根(ねぼっけ)バキバキ」は今春、数年ぶりに漁がまとまった。兼業するコンブ養殖などとの兼ね合いで着業船は3隻にとどまったが、日量は昨年を大きく上回り良いときで100箱揚げる船も。例年10月に始まる秋漁にも期待がかかる。


掲載日:2019.08.26

オ海建マス 盆明けも伸び悩み


 オホーツクの建マス(カラフトマス)は、盆明けも水揚げが伸び悩んでいる。特に主産地の斜網地区が昨年に比べ低調。浜値は強含みで、浜によってはキロ300円台後半に付いている。


掲載日:2019.08.26

南かやべ漁協促成コンブ 計画数量下回りそう

促成の荷揚げ(20日、臼尻漁港)


 南かやべ漁協のコンブで主力となる促成は、大半の漁家が水揚げを終え製品化を進めている。着業者間でばらつきがあるものの、総体的に実入りはいまひとつで、生産数量は計画を下回る見通しとなっている。


掲載日:2019.08.26

網走漁協ホタテ 今週から本分散本格化へ

開始が遅れた仮分散。今週から本分散に移行する(20日、網走港)


 網走漁協の稚貝本分散は今週から全軒で本格化する。今年は採苗器への付着が例年より遅く、先週まで仮分散作業を行っていたほど。成長は水温上昇とともに一気に伸長。当初心配された粒数確保も問題なくクリアした。


掲載日:2019.08.26

サンマ漁出足不調


 道東沖のサンマ漁は10日から大臣許可の棒受網船が順次出漁し、操業が始まったが、極度に不振の滑り出しだ。ロシア水域で魚群が見当たらず、北太平洋公海での操業。22日の初水揚げは中型船(20トン以上100トン未満)9隻で計約41トンにとどまった。


掲載日:2019.08.26

岩手・釜石湾白浜浦女性部 アカモクを名産に


 「釜石の新たな名産品に」―。岩手県の釜石湾漁協白浜浦女性部(佐々木淳子部長、部員82人)は、湾内に群生する天然アカモクを加工した「尾崎さんちのあかもく」を発売した。アカモクは一年藻で枯れるとごみとして流れ、地元漁師には厄介者だったが、健康・美容効果に優れ食感も良い。未利用資源を有効活用した高付加価値商品としてPRしていく。


掲載日:2019.08.26

釜石 濱幸水産・幸栄漁業 第一〇八欣栄丸が竣工


 岩手県釜石市の濱幸水産株式会社と幸栄漁業株式会社は17日、竣工した第一〇八欣栄丸(鋼製199トン)など3隻の大型サンマ船の出港式を釜石漁港の第2市場前岸壁で行い、航海の安全と大漁を祈願した。新造船は抜群の省エネ性と操業の効率化、乗組員の居住環境向上を実現。3隻は20日に道東2港から出漁し、8億5000万円の水揚げを目指す。


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