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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2024.12.02

鮭日本一 認知一層


 斜里第一漁協定置部会は今年も「鮭漁師祭り~鮭日本一のまち、知床・斜里町~」と銘打ったPRイベントを、17日に札幌地下歩行空間・北3条交差点広場で開催する。定置業者や青年部、地元加工業者などが参加し、サケを柱に斜里産の水産品を直売。初年の昨年は早々に完売となる盛況を収め、今年は提供商品数を充実。秋サケを通し、まちの魅力を発信する。


掲載日:2024.11.25

「北海道二海サーモン」本格事業1年目始動

朝の給餌作業(11月19日)


 ひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会が熊石漁港で養殖に取り組んできた「北海道二海サーモン」は、今年5月に合同会社北海道二海サーモン(高橋聖治代表)を設立。11月16~17日に八雲町熊石サーモン種苗生産施設で発眼卵から育った1尾650グラム平均の幼魚約1万6500尾を搬入し、本格事業1年目をスタートした。高橋代表は「まずは順調に育ってほしい」と強調。「将来的に一つの産業として成長し、若い世代に引き継いでいけるように取り組みたい」と力を込める。


掲載日:2024.11.25

前・中期は予測並み-道総研さけます・内水試 来遊動向解析-


 3年ぶりに2千万尾を下回る来遊数に後退した北海道の秋サケ。道総研さけます・内水面水産試験場の解析によると、中期までの来遊実績は漁期前予測並みで、平成以降最低だった2017年並みの水準。今期は河川そ上率が低値。年齢別では4年魚が予測より上振れの一方、5年魚が下振れ。3年魚は平成以降最低の様相を呈している。


掲載日:2024.11.18

量販店、秋サケ生鮮商戦総括


 記録的不漁に加え、製品在庫の払底、海外産の搬入低迷などで近年にない異常高騰の市況を形成した北海道の秋サケ。量販店の生鮮商戦は価格訴求の販促展開が厳しく、苦戦を強いられた。親は商品づくりなどで健闘した一方、生筋子は単価高が購入量の落ち込みに直結し、売り上げの減少を余儀なくされた。


掲載日:2024.11.18

久慈市漁協サーモン養殖、ギン主体に800トン目標

いけすへの稚魚投入作業(11月13日、久慈湾)


 岩手県の久慈市漁協は、久慈湾で取り組むサーモンの海面養殖が事業化4季目を迎え、5日から稚魚の搬入が始まった。「久慈育ち琥珀サーモン」としてブランド化を進めるギンザケのほか、より収益性の高いトラウトサーモンも昨季から養殖。天然資源が減少する中、安定的な収益の確保につなげる。来年7月下旬までに2魚種で計800トンの水揚げを目指す。


掲載日:2024.11.11

生筋子高騰で需要最小限-札幌市場-


 秋サケの生筋子消流は、札幌市中央卸売市場の取扱数量が昨年の半分に落ち込んでいる。北海道沿岸の低調な水揚げに加え、昨年産の在庫払底、マスの不漁など輸入卵の搬入が厳しい状況下、大手加工業者を主体にいくら製品の原料手当てで相場が近年最高値に高騰。需要先の加工筋は必要最小限の調達に抑制傾向、量販店・小売りは拡販が厳しい状況となり、集荷販売も直近10年の最低数量で推移している。


掲載日:2024.11.04

北海道秋サケ4万トン台乗せ終盤

終盤を迎えた秋サケの荷揚げ(10月30日、標津漁港)


 北海道の秋サケ定置網漁は10月30日で4万トン台に乗せ、漁期前予測並みの漁獲実績も見えてきた。全道の漁獲量をけん引してきたオホーツク・東部、根室・北部で10月終盤も漁が持続し上積み。ただ、今季は平成以降最低の記録的不漁に加え、来遊地域の一極集中、河川そ上の不調、魚体の小型化、成熟不良など資源の先行き不透明感が続いている。


掲載日:2024.10.28

北海道の秋サケ定置網、盛り上がりなく終盤


 北海道の秋サケ定置網漁は10月後半に入って根室・北部、オホーツク・東部の斜網地区が日量は落ちながらも上積みしている以外は盛り上がりに乏しく推移。オホーツク・西部の宗谷管内、中部の雄武、沙留などは2018年を底に一昨年までの増産基調から一転し、前年比減の漁期前予測をさらに下回り、2年連続の大幅減産のまま終盤を迎えている。


掲載日:2024.10.14

最小ペース脱せず 、斜網地区の漁持続期待

漁持続が期待される秋サケの荷揚げ(10月8日、斜里漁港)


 北海道の秋サケ定置網漁は近年最低ペースで10月後半戦に入った。9月下旬から全道の盛漁水準を支えてきた斜網地区は網走漁協が10月に入って昨年に比べて勢いが急減速の展開。太平洋、日本海が依然低水準から脱せず、オホーツクの中・西部も伸び悩んで全道の漁獲量は4万トン割れの見方も出てきており、挽回には羅臼中心に根室海峡、昨年漁が続いた斜網地区の漁況が鍵を握っている。


掲載日:2024.10.07

近年最少で佳境入り

盛漁期の伸びが期待される秋サケの荷揚げ(10月2日、石狩湾新港東ふ頭)


 北海道の秋サケ定置網漁は9月が1万5千トン台と、近年にない2万トン割れで折り返した。10月も全体的には漁期前予測並みの盛り上がりに欠ける滑り出し。浜値は出足の高騰から下方修正されたが、強気配。昨年は海水温降温後にペースが上がり、日量千トン前後が続いた10月前半の漁況に今季の行方がかかっている。


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