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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2017.03.20

新たな資源トビイカ 商業漁獲へ期待感

スルメイカ(左)とトビイカ

 新たな漁業資源・加工原料として関心が高まっているトビイカ。その加工利用方法を長年研究している青森県産業技術センター食品総合研究所の中村靖人水産食品開発部長は「品目で向き不向きはあるが、数量や価格などの条件が整えば代替原料の選択肢の一つになる」との見解を示した。


掲載日:2017.03.20

ギンザケ1000円超 石巻で上場開始

高値スタートとなった養殖ギンザケ(13日、石巻市場)

 宮城県の養殖ギンザケが石巻市場に13日初上場され、1000円超の高値でスタートした。平均約1.3キロで例年の滑り出しより大きめ。17日には活じめ処理した「みやぎサーモン」の水揚げも始まった。これまでへい死も少ないといい、良好なシーズンが期待される。みやぎサーモンは5月に国のGI(地理的表示)保護制度への登録が見込まれ、これに向け弾みがつくハシリとなっている。


掲載日:2017.03.20

岩手ワカメ初入札 「予想以上」消費減退懸念も

高値スタートとなった岩手県産ワカメのボイル塩蔵

 岩手県産ワカメの初入札が14日、大船渡市の県漁連南部支所で開催された。ボイル塩蔵は6524箱(1箱15キロ・98トン)上場、芯抜き1等の10キロ1万5500~1万4000円中心など、昨シーズン初回を1~2割上回る落札が多くなった。先行する宮城産入札から高値が予想されたがそれ以上との受け止めがある。実入り向上とともにさらに上げそうで、早くも消費が懸念され始めた。


掲載日:2017.03.13

だし、かつお節と昆布で/日昆が利用度調査

 日本昆布協会(田村満則会長)はこのほど、全国の20~60代の既婚女性を対象に、だしと昆布についてアンケート調査を実施した。普段料理で使うだしは、かつお節が最も多く、次いで昆布とかつおの合わせだし、昆布と続いた。銘柄別では日高の浸透がうかがえる結果に。ただタイプ別は顆粒が全体の64%も占め、昆布などの素材系を大きく上回った。よく食べる昆布加工品はとろろ、塩昆布、つくだ煮の順だった。


掲載日:2017.03.13

ナマコ増殖に新手法/新年度、陸奥湾で技術検討

漁業者でもできる資源増殖が期待される陸奥湾のナマコ

 青森県は新年度、ナマコ種苗を低コストで生産し陸奥湾での育成を予定する。人工採苗で浮遊幼生をたまねぎ袋に付着させて3週間~3カ月ほど水槽飼育し、漁港内のホタテ貝殻入り育成礁に置く。2年目に育成礁ごとつり上げて漁港外の増殖場に運ぶ計画だ。漁業者や漁協ができるような技術の開発を目指す。
 同県漁港漁場整備課が新事業として2カ年取り組む。ナマコ資源量の増大を図るためで、陸奥湾のモデル漁港で種苗生産技術の検討と実証試験を行う。
 同課は「いまは種苗単価が高いので買ってまでの放流に限界がある。荒っぽいやり方になるが、多めに生産して生残率が下がっても量を確保したい」と話す。絶好調な陸奥湾のホタテに変化が起きた場合に備え、増殖場の活用も視野にナマコで事業を立ち上げた。漁業者や漁協ができる種苗生産、放流技術を狙う。


掲載日:2017.03.13

「いくらの硬化防げる」通電加熱、生産機導入も/岩手県試験研究成果報告会

 通電(ジュール)加熱がいくらの卵膜硬化を防ぐ─。釜石市で3日に開催された岩手県水産試験研究成果報告会で、同県水産技術センター利用加工部の上田智広上席専門研究員が発表した。「県内企業が軟らかくコクがあるいくらができるという動機で生産機を導入した」という。成熟が進んだ卵のいくらが無印から2特にグレードアップする可能性があり、注目される。 通電加熱は、食材を電極に挟んで直接電気を流すことにより食材の抵抗で発熱させる処理方式。煮る、蒸す、焼くといった外部加熱より短時間で食材が設定温度に到達。水産物ではかまぼこやめかぶなどの製造に使われている。


掲載日:2017.03.13

両貝冷凍市況軟化の可能性/北朝鮮産2万トンが中国へ

 中国向け両貝冷凍に仕向けられている青天井の原貝価格は、軟化する可能性が高まってきた。背景には北朝鮮から2万トンの地まき貝が中国に流れるため。大連の増産も影響している。噴火湾や陸奥湾の高値形成は今後落ち着く見通し。このほど青森市内で開かれた県漁連主催の「ホタテ貝販売に係る加工業者との懇談会」で、産地加工業者が中国の動向を説明したもの。地まき漁を行っている北朝鮮の生産量は増加傾向にあり、青森県加工業者は「2万トンが中国に流れる」と情報提供。価格はキロ35元、1元16円換算で560円。サイズは殻長8~10センチという。
 さらに主産地・大連の日本種のホタテは今季増産の見通し。一部の養殖業者が国の方針に沿い観光業へシフトする動きもみられたが、大手業者の今季の成育は例年以上に良好という。


掲載日:2017.03.06

アカイカ漁場予測に成功 青森県 水総研が配信

アカイカ漁場予測マップ(左)と実際の操業位置(夜間衛星画像の集魚灯の光)。ほぼ予測通りの漁場での操業が分かる

 三陸沖のアカイカ漁場が予測できるようになった。今冬、青森県産業技術センター水産総合研究所(水総研)の漁業試験船が漁場予測システムで示された海域で漁獲し、八戸市中心の中型イカ釣船に情報提供。30隻全船が日本海でのスルメイカ漁を切り上げ、3年ぶりに八戸沖に移って操業した。水揚げは八戸港で6日まで続き、約600トンに上る見込みだ。


掲載日:2017.03.06

マグロ資源管理 青森・深浦で実験

 クロマグロの資源管理で2月27日、定置入網の小型魚(30キロ未満)を選別・放流する技術開発の報告が青森市であった。魚捕り部に目合い1尺2寸(36センチ)の選別網を設置すると、20キロ以下がここから逃避して高率で生き残り、有効性が示された。


掲載日:2017.02.27

石巻のマルキ遠藤商店 米油使用、ホヤのアヒージョ

3月発売のKomeyu de ほや

 宮城県石巻市寄磯のマルキ遠藤商店(電話0225・48・2333)は、自ら養殖するホヤをはじめとする加工品を製造・販売。女性スタッフ、そして東京の美大に通う娘とその仲間の感性を生かし、新ブランドの商品を展開している。


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