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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2025.03.31

玉冷 ブランディング-紋別市・光進水産のホタテ商品戦略-


 紋別市の株式会社光進水産(齊藤則光社長、電話0158・24・3300)はホタテの玉冷で、原料から加工・包装までプレミアムを追求した商品を展開している。特に包装では洗練されたデザインの化粧箱に輸送中の衝撃、すれ傷の発生などを防ぐ特殊容器を使用。贈答用向けに現在紋別市のふるさと納税返礼品や自社ネット通販で提供。今後は北海道物産店や百貨店などの販路開拓も視野に入れている。


掲載日:2025.03.31

毛ガニ相場高止まり 輸出需要旺盛、国内鈍く-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場の毛ガニ消流は相場の高止まりで国内需要が低迷している。「海明け毛ガニ」が始まる3月は需要を刺激するイベントが少ないタイミングで、例年相場は落ち着きやすいが、今季は総体的に高値に張り付き、飲食店が仕入れを見送るケースが増えている。一方で、輸出業者からの注文は旺盛。禁輸の中国に代わりシンガポールなど富裕層が集まる地域の吸い込みが目立っている。


掲載日:2025.03.31

マルハニチロ、社名「Umios」に


 マルハニチロ株式会社は24日、2026年3月1日付で社名を「Umios(ウミオス)株式会社」に変更することを発表した。池見賢社長は「第三の創業である」と強調する。これまでは2社が統合し、総合食品企業としての基盤を固めてきたが、それだけにとどまらず、海を起点とした「食」を通じ、社会や地球環境が抱える課題解決に取り組む企業であることを目指していく。


掲載日:2025.03.24

札幌市場毛ガニ初入荷量、昨年並み

最高値が付いた沙留漁協出荷の毛ガニ


 「海明け」を告げるオホーツク海産の毛ガニが21日、札幌市中央卸売市場に初入荷した。入荷量は、カネシメ髙橋水産株式会社、丸水札幌中央水産株式会社の両荷受合わせて4キロ発泡で「昨年並み」の600箱。初競りで中心相場もほぼ昨年並みに付いたが、最高値は4尾サイズでキロ3万円(税抜き)と異例の「ご祝儀相場」となった。枝幸、雄武、沙留主体にサイズは5・6・7尾中心で「大きめ」と荷受担当者。卸値は1番手がキロ9千円前後、2番手が7千円前後。最高値で落札したキテネ食品館に鮮魚店を構える吉本水産株式会社の仕入れ担当者は「安定入荷に期待を込めた景気付け」と笑顔を見せた。


掲載日:2025.03.24

「1次産品」光当て


 全国の百貨店で人気を博す「北海道物産展」の草分け・株式会社髙島屋(大阪市)。2020年に札幌市に仕入れ拠点を置き、駐在バイヤーが道内各地を回って埋もれた逸品の掘り起こしに力を入れている。近年の開催では北海道ブランドの原点「1次産品」の追求を掲げ、毎回テーマの「素材」を設定。10店舗余りの開催全店で共通展開し、相乗効果による販売拡大、道産食材の発信に臨んでいる。


掲載日:2025.03.24

天候不順で消費低調-東京都豊洲市場・ニシン消流-

入荷が低調な日本海産ニシン


 東京都・豊洲市場の北海道ニシン消流は、根室や厚岸など道東からの入荷が続いて供給は維持されており、日本海不振の影響は少ない。また、旬商材の位置付けが乏しく、もともと引き合いが強くはなく、今年は天候不順で外出機会が減る要因も重なって消費マインドが低く、販売が伸び悩んでいる


掲載日:2025.03.24

とまらないふりかけ好調

北海道お土産グランプリ金賞に輝いた「とまらないふりかけ」3種セット


 各種昆布製品を加工販売する株式会社マツモト(大阪府堺市、松本紳吾社長)の「とまらないふりかけ」が継続的な人気を誇っている。「北海道お土産グランプリ」(FMノースウェーブ主催)で2年連続金賞を受賞、テレビ番組でも取り上げられ直営店・ECともに売れ筋商品のひとつに。比較的若い年齢層からも好評を得ている。


掲載日:2025.03.24

国産の密着真空包装機、低価格・使いやすさに優位性-TOSEI-

TOSEI新提案の密着真空包装機「SP-4434」


 「TOSPACK」シリーズで知られる真空包装機国内最大手の株式会社TOSEI(東京都品川区)は、初出展した「スーパーマーケット・トレードショー2025」(2月12~14日、幕張メッセ)で、密着真空包装機(スキンパック)対応機を紹介し、来場者の関心を集めていた。同社による待望の国産機種で、低価格や使いやすさを追求して完成させた。食品ロス削減や売り場でのこれまでにない陳列方法など食品業界に新たな風を吹き込んでいる。


掲載日:2025.03.17

業界初の凍結完全自動化-紋別市・ヤマイチ水産、すり身新冷凍工場竣工-

自動投入搬出型連続式コンタクトフリーザー


 ニチモウ株式会社のグループ企業・紋別市の株式会社ヤマイチ水産(栗山太社長、電話0158・23・5188)が市内渚滑町7丁目に建設を進めていた魚肉すり身の新冷凍工場が竣工した。生産活動に伴う環境負荷の軽減に向け、冷凍機を地球温暖化やオゾン層破壊への影響が少ない自然冷媒に切り替え。併せてすり身業界初の製品凍結完全自動化ラインを構築した。省人化・省力化とともに品質管理水準の向上で、上質すり身の安定生産・安定供給を図っていく。


掲載日:2025.03.17

3月相場 例年並みも飲食需要 客足鈍く伸び悩み-東京都・豊洲市場、青森県産シジミ-

例年並みの相場で入荷している十三湖産シジミ


 東京都・豊洲市場の青森県産シジミ消流はボリューム層の相場が3月に入って例年並みで推移している。十三湖の大サイズでキロ1800~1700円。ただ、都内は降雨・降雪で寒さが戻る日が断続的にあって客足が鈍く、飲食需要は伸び悩んだ。


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