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新聞記事

2014年4月の記事一覧

掲載日:2014.04.21

岩手県水産技術センター 沿岸の司令塔「北上丸」始動

 岩手県の漁業指導調査船・北上丸(FRP製38トン)が竣工、沿岸の海洋観測と漁業資源の調査、把握にあたる。先代船の老朽化に伴う新船建造。資源調査では、計量魚探など最新鋭の計器と表層トロールネットなど多様な漁労機器の導入で精度を上げ、速力アップとスラスター搭載で迅速性、機動性も増した。サケ資源回復やイサダ漁場探索などでの貢献が期待される。


掲載日:2014.04.21

流氷ことしも歯舞に 異例の4月接岸。漁場被害を懸念

 コンブ主産地の一つ、根室市歯舞の沿岸にことしも流氷が接岸した。「異例」という4月に入ってからの接岸では、大型の氷が浜に寄り上がった。歯舞漁協のコンブ着業者は「流氷でちぎれたコンブが浜に寄っている」と話し、漁場の状況を心配している。


掲載日:2014.04.21

広田産カキ、おにぎり具材に

店舗「おむすび権米衛」の新商品「春牡蠣のしぐれ煮」

 岩手県陸前高田市広田湾産のカキが、株式会社イワイ(本社・東京都品川区)が運営する店舗「おむすび権米衛」の新商品「春牡蠣のしぐれ煮」として、3月下旬から販売開始され、人気を集めている。


掲載日:2014.04.21

北るもい漁協 「甘エビ日本一」商標登録目指す

 ナンバンエビ(甘エビ)の水揚げ日本一を誇る北るもい漁協は、「甘エビ日本一」を商標登録する予定だ。販売促進と宣伝効果を期待し、年内の登録を目指している。
 基幹魚種となるナンバンエビの知名度アップを目的に、独自のイメージキャラクター(萌えキャラ)を作成し売り込む考え。直販事業のシジミに次ぐ売上品目として位置付けていく。


掲載日:2014.04.21

ワカメ消費低迷続く 8年で4割減、価格影響か

 ワカメの消費が落ち込んだままだ。全国主要都市1世帯(2人以上)当たりの購入量は、平成25年まで3年連続で年間1000グラムを割り込み、8年で約4割減った。東日本大震災のあった23年からの100グラム平均単価が150円前後まで上がり、価格上昇が消費低迷の大きな要因と推測される。地方別では、三陸のワカメ関係者間でいわれたような関西方面での大きな落ち込みはうかがえない。


掲載日:2014.04.21

八雲町漁協ブナサケに付加価値 「さけ節」事業着手

韓国向け活出荷作業。活魚車の水槽に1台7㌧を投入(10日、遠別漁港)

 八雲町漁協(大林弘志組合長)が整備を進めていた「さけ節工場」が完成した。「遊楽部熊鮭」のブランド名で加工品の開発、製造に取り組んできたブナサケの付加価値対策の一環で事業展開。生産量は年間10トンの計画。今週試運転を始め、製品作りに入っていく。


掲載日:2014.04.21

留萌管内韓国向け活出荷 引き合いは今季も旺盛

韓国向け活出荷作業。活魚車の水槽に1台7㌧を投入(10日、遠別漁港)

 道北日本海の留萌管内では、今季も成貝の韓国向け活出荷が進みそうだ。昨年同様、各漁協には引き合いが来ており、4月10日には遠別漁協が今季初出荷。他3単協も稚貝出荷完了後、順次、対応する予定だ。


掲載日:2014.04.21

水産都市・大船渡 新時代へ 三陸の新拠点・新魚市場完成

広い岸壁を持ち美しい外観を誇る新大船渡魚市場

 東日本大震災の甚大な被害や多くの困難を乗り越え、岩手県大船渡市に新大船渡魚市場が完成した。三陸沿岸水産業復興の一躍を担う新拠点で、地元をはじめ多くの関係者にとって待望の施設。高度な衛生管理や鮮度管理の体制を整え、閉鎖型でありながらも広々とした卸売場、各種の効率化と電算化が図られた魚市場など、最先端の機能を誇る施設として注目される。熱心に展開してきた外来船誘致活動にも弾みとなる。さらに、展望デッキなど観光面の機能も備え、同市場を拠点とした復興の加速化が期待される。


掲載日:2014.04.21

海鮮問屋MO・オリジン 羅臼深層水使い加工直販に参入

秋サケフィレー

 札幌市の水産物卸・株式会社海鮮問屋MO・オリジンは昨年11月に紋別市に加工場(電話0158・28・6468)を構え、羅臼の海洋深層水を使った一夜干し、塩蔵、珍味、魚卵など加工品の製造販売に乗り出した。今後は畜養設備を活用し、オホーツク産ホタテの活輸出も進めていく構えだ。


掲載日:2014.04.14

新星マリン漁協 ニシン8日50箱、今後の伸び期待

上向き始めたニシン漁(8日、臼谷漁港沖)

 新星マリン漁協のニシン刺網は、小型ながら徐々に魚が見え始めている。臼谷地区では4月8日に50箱を水揚げ。「3月まで全く獲れなかった」ため、着業者は今後の伸びに期待を寄せている。


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