(株)フューエルエフィシエンシー(東京都、岡田康成社長)は同社のエンジンオイル「スマートオイル」を漁業者100人に無償で提供している。新型コロナの流行で経営がひっ迫している漁業者を支援するためだ。応募先着順で定員に達し次第終了する。同オイルは燃費の良さに定評があり、沿岸漁業者を中心に導入が広がっている。応募は同社フェイスブックか電話(03・6231・1982)で。
鵡川漁協でホッキ漁やシシャモ漁に着業する澤口研太郎青年漁業士は、地元厚真町の将来を考える有志の集まり「イチカラ実行委員会」の代表を務めている。胆振東部地震復興後のマチを見据え、活動に奔走している。人々が集う場である「コミュニティスペース」作りを考え、厚真中心部に位置する旧店舗のリノベーションを決意。昨年8月下旬に内装工事などに必要な費用調達でクラウドファンディングを実施し改修工事は「8割近くを自分たちで手掛けた」と説明。 コミュニティスペースは6月21日にオープン。カフェとして活用できるほか、無料Wi‐Fiも完備。「気軽に参加できるイベントを企画している。8月にはビアガーデンを開催したい」と意気込む。
苫小牧漁協の毛ガニかご漁は、1隻当たり日量100~110キロ程度の水揚げで推移している。髙島正司船団長は「各隻の日量は昨年より若干薄いかもしれない」と、7月中旬の漁況を示す。
厚岸漁協カキえもん協議会(鈴木賢二会長)は、国内初のシングルシード方式で生産する養殖カキ「カキえもん」の販促活動に力を入れている。昨年に大阪で開かれた展示会に初出展、手応えを得て、今後東京での出展も検討。近年の増産傾向に加え、全道各地でカキ養殖の新規着業やブランド化などの取り組みも広がっており、味わいや特長をあらためてPRし、一層の販路開拓を目指す。
胆振太平洋海域の毛ガニかご漁が11日に始まった。いぶり中央漁協登別・虎杖浜地区では初日が2184キロ。許容漁獲量が増えたことも影響し、昨年初日の数量を88%上回った。
函館市漁協のスルメイカ釣漁は解禁から1カ月半が経過、水揚げは低調だった前年並みで推移している。7月に入り主漁場を前浜(津軽海峡)に移動したが、全般的に漁は振るわず組成も小型主体。着業者は「漁は10年前の3分の1。年々イカも小さくなっている」と嘆く。
道南・本場折浜で促成の水揚げが最盛期を迎えている。各地区部会長によると昨年に比べて実入りはいまひとつ。ただ「だいぶ入ってきた」との声も。今シーズンは雨など天候に恵まれない日も多く「思うように乾燥できない」と頭を悩ます着業者もいる。
陸奥湾養殖ホタテの2020年度春季実態調査結果がまとまった。19年産の成育は秋以降順調でへい死率、異常貝率が平年値を下回り、全重量、軟体部重量はやや上回った。冬期間のシケが少なく高めの水温が要因と示している。
雄武漁協のタコ箱は、場所によって差があるものの、1隻日量600キロ前後と順調な水揚げ。6月末の累計数量は昨年の1.5倍に伸長した。浜値はキロ500円を割る弱含みの傾向だが、水揚量は徐々に増えており、着業者は夏場に向けた好漁を期待している。
七飯町の中水食品工業(株)(園田哲三社長、電話0138・65・5631)は、ホタテ・秋サケなどの総菜「うま煮」シリーズを主力としたレトルト食品で、長期保存が効くアルミパウチの商品形態を新たに打ち出した。災害時の非常食・防災食にもなる「おいしい保存食」の需要増大にも対応。今後も商品開発に力を入れていく。