網走漁協のけた引漁は、先週末で年間計画量を達成し、残り1週間で最後の追い込みをかける。水揚げ金額は23日現在で昨年に続き過去2番目に多い22億円となった。
名古屋市の大須商店街万松寺通りにある合資会社志那河屋(品川常吉社長)は、大正半ば創業の名古屋では数少ない昆布専門店。白口浜天然真昆布を原料に時間をかけて煮る自家製つくだ煮と、昭和初期から製造する酢昆布「鯱こんぶ」が看板商品だ。
一本釣ブリの船上活じめでブランド化に取り組む戸井漁協は、従来のえら切りに代わって新たに背骨切断を導入、品質向上を図った。着業者は「身はきれいな赤ピンク色を長く保つ」と自信を持つ。
岩手県大船渡市の水産加工業大手・及川冷蔵株式会社(及川勢三会長、及川廣章社長)は、直販独自企業ブランド「おいかわ」を立ち上げ、今春発売した「さんま骨抜太郎」を主体に前浜自慢の魚介類の加工品シリーズを商品展開している。丁寧な手作業による加工と徹底した衛生管理や鮮度管理、吟味した味付けなどが自慢。給食関連事業も活発に展開している。
エゾバカガイの稚仔発生調査を行っている湧別漁協は、10月初めの調査で例年より多い幼体を採取した。漁場全域で確認できたことから、関係者は今後の成長に期待感を膨らませている。
札幌市の漬魚・味付切身メーカー、株式会社丸加水産(電話011・766・1131)は、道産素材で作る調味料の味付けで差別化を狙った漬魚の新シリーズを商品化。しょうゆ、塩麹粕、みその3種類で、それぞれ相性の良い魚種を選定。じっくり漬け込んだ芳醇な風味と併せ、「北海道」を前面に出した販売展開を提案している。
上磯郡漁協知内中ノ川地区の底建網は、この時期ヒラメの水揚げが主体。ホタテやカキと兼業する西山徹さんは「今季は切れずに獲れている」と話す。
枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本隆治社長、電話0163・62・4553)は、製氷・貯氷、冷蔵・冷凍保管機能を備えた鮮度保持施設の建設に着手した。フレーク窒素氷の製氷システムや、原料保管庫などを整備。高鮮度・高品質の加工・出荷体制を強化し、北オホーツク産の消流拡大を図っていく。
砂原漁協のエビかご秋漁が好調だ。ボタンエビの水揚量は昨年の5倍。9月のハシリから切れ間がなく、浜値は昨年より1~2割安値基調だが、金額は2倍に伸びた。サイズは小主体だが、春までの不漁を吹き飛ばす水揚げに着業者の笑顔が絶えない。
水産庁と宮城県による「太平洋クロマグロの資源管理に係る説明会」がこのほど、石巻市の同県漁協で開かれた。資源確保のための幼魚(30キロ未満)水揚げ規制の必要性が説明され、漁業者側は困惑の表情を見せた。質疑応答では、漁業者側から現場での対応の難しさを訴える声が相次いだ。