岩手県の大槌町で2人が漁業者を目指し研修している。町がことし新規漁業就業者の体験講座を3回開き、2人を次のステップとなる3カ月間の本格養成講座での研修につなげた。このうち1人は期間を満了し、独り立ちに近づいた。町の狙いは大震災で一段と減った漁業者の育成で、期待する地元の新おおつち漁協(阿部力組合長)とタッグを組む。