道信漁連(横内武久会長)は16日、札幌市の定山渓ビューホテルで第49回マリンバンク推進委員全道大会を開いた。全道各地の同推進委員ら約600人が参加。3地区の体験発表や意見交換を通して交流を深めるとともに、浜の暮らしを守る「北海道マリンバンク」の機能発揮に向け、信用事業推進活動の充実・強化を確認し合った。
戸井漁協のドンコ延縄は昨年を下回る水揚げで推移している。同漁協によると、漁が始まった1月から2月15日までの累計数量は前年同期比1割減の10.7トン。吉宝丸(8トン)の吉村憲一さんは「日産は昨年に比べ10~15箱(1箱8キロ)ほど少ない。サイズも小さい」と話す。
道南本場折浜の促成が生育良好だ。1月後半の低気圧による施設被害やコンブ脱落はなく順調に推移。着業者は「このまま進んでくれれば」と願う。間引きで1株の本数を減らすとともに、今後はのれんの横張り作業に移行、太陽光を当て葉体の成長を促す。
3月26日の北海道新幹線開業を前に、カキを中心とした地場産水産物を味わえる施設が北斗市と知内町に誕生、新たな食の観光PR拠点として注目を集めている。上磯郡漁協の「貝鮮焼 北斗フィッシャリー」と、知内町の第3セクター株式会社スリーエスが運営する「かき小屋知内番屋」。両施設とも貝類の海鮮焼きをメーンに、カキフライなどの定食メニューも提供する。旅行会社とも連携し、ツアー客や新幹線利用客を呼び込み、地域活性化にもつなげる。
渡島噴火湾一帯で耳づりに使う稚貝の変形、へい死が多発している。耳づり本数は昨年を大幅に下回る憂慮すべき状況。漁業者によると昨年の本分散後から増加傾向にあり、現在もなお進んでいるという。
宮城県中部でホヤ(マボヤ)の水揚げが活発化しつつある。生産者の悲願となる韓国輸出の再開が見通せない中、同県では昨シーズンの2倍となる1万トンの水揚げが予想され、早くも危機感が漂う。相対販売は昨年ハシリ並みのキロ100円台前半で、すぐにでも出荷したい人が多いが、旬はまだ先で需要は弱い。
砂原漁協の養殖ホタテ3年貝「帆皇(ほうおう)」の人気が高まっている。ブランド化から3年がたち、注文に対応できない状況。リピーターも着実に増えている。
スーパーマーケットなど流通業界に最新情報を発信するプロ向けの商談展示会「第50回スーパーマーケット・トレードショー2016」が10~12日、東京都の東京ビッグサイトで開かれた。テーマは“創”ニッポン」。年々規模を拡大しており、今回は1918社・団体の出展。道内企業も多数参加し、全国のバイヤーらにこだわりの産物をアピール、商談を繰り広げた。
小樽市の珍味製造卸・有限会社ツクナカ(谷口慎一社長、電話0134・27・1233)は、ホタテ商品を主力に20アイテムを手掛ける。ここ数年、中国系インバウンド(訪日外国人)の増加に伴う免税店の増加などで需要先が広がり、売り上げは上向き傾向。一方で国内消費は伸び悩んでおり、国内向け商品の強化を課題に据えている。
厚岸漁協のニシン刺網が好調だ。例年より2カ月ほど早く水揚げがまとまり、1月~2月6日の水揚数量は、記録的豊漁だった前年同期に比べても22倍となる332トン。増産に加え、日本海の水揚げも本格化したため、1月末ごろから浜値はキロ170~150円と下落している。