「かき小屋知内番屋」は1月10日にオープン、知内産のカキ料理が中心で網焼きや蒸し、フライ、ご飯、スープとバリエーションも豊富。物販コーナーに地元の水産加工品や特産のニラなどを陳列する。町の案内パンフレットも置き、新たな町のPR施設としても期待される。
宮城県産ホタテの出荷がこれからさらに減る見通しだ。北海道産半成貝の移入養殖の終漁が早まって2月末ごろまでにめどがつき、端境期を迎える。中部の女川地区の地種新貝に期待がかかるが、数量が限られる。昨秋の移入が遅れた半成貝の成長によっては、4月中旬ごろまで1日数トンにとどまる可能性がある。
平成27年度函館市水産産学連携交流会が10日、函館市内の恵山コミュニティセンター集会室で開かれた。漁業者や漁業振興に携わる関係者の資質向上を図るとともに、関係団体との連携、研究開発を促進することを目的に平成19年度から毎年実施。今回は研究機関職員らが講師となり、道南養殖コンブの現状や課題などをテーマに講演。参集した漁業者ら約80人は熱心に耳を傾けた。
釧路東部海域(昆布森~浜中)の毛ガニ漁は順調な滑り出しだ。昨年は爆弾低気圧で操業開始が遅れたが、ことしは予定通り2日に水揚げが始まった。組成は小サイズに傾斜。散布ではオカ側に漁場を形成している。
1月15日解禁した日高西部海域(門別~冬島、許可隻数37隻)の毛ガニ漁は全体的に低調な水揚げが続いている。尾数が少なく、型も小ぶり。一方、浜値は大・中・小の各サイズとも前年より高値形成。小でキロ1900円台に付いている。
日本海沿岸ニシンは1月下旬からまとまりだした。昨年より出足が遅れ、道が集計した1月末現在の水揚数量は前年同期比39%減の450トンと前年を下回っているが、小樽市漁協は2月2日現在で前年並みまで挽回。石狩湾漁協も厚田・石狩両地区を中心に伸びてきている。
三陸ワカメのシーズン開始となる宮城県産の初入札が2日、気仙沼市の県漁協わかめ流通センターで開催された。ボイル塩蔵は35.1トンの上場にとどまり、10キロ当たり大島産芯抜き2等1万200円など、全面高でスタート。色目で評価が高かったが、それよりシケ被害などの要因が大きいようだ。
余市郡漁協は、「余市産ナンバンエビ」の消流宣伝・販促活動に取り組んでいる。5年前から道漁連と連携し、水揚げ当日に札幌市の量販店に「朝獲れ」として直送。併せて一昨年からは漁期中に店頭販促も実施し、消費者に直接売り込み。魚価の安定、消費拡大に向け、知名度アップに努めている。
ひやま漁協は、サクラマスの種苗生産を行っている乙部サクラマス種苗センターを、秋サケ稚魚の2次飼育に転用することを検討している。
昨年魚病(IHNウイルス)が発生し、サクラマスの種苗生産を中断。既存設備を活用し、秋サケの資源増大へ増殖事業をシフトする。
今季のオホーツク海の許容漁獲量(ノルマ)は、昨年同量の1300トンとなった。資源水準は前年に続き「中水準」だが、後続群の資源量は低位。堅ガニ、大型サイズの優先漁獲など新規加入資源の保護対策を推進していく。