海外市場での需要増大、消費者の安全・安心意識の高まりなど水産物を取り巻く消流環境の変化と相まって、氷蔵、凍結、冷蔵、解凍技術の開発が目覚ましい進歩を続けている。併せて電気料金の値上げ、昨年4月のフロン排出抑制法の施行などを受け、水産現場の省エネ、自然冷媒への取り組みも進んでいる。技術の研究・開発・普及動向を紹介する。