ひやま漁協のスケソ延縄が昨年を大きく上回る水揚量で2月21日に終漁した。桧山すけとうだら延縄漁業協議会会長の松﨑敏文副組合長は「資源管理の成果もあり、2015~17年級が増えたことが増産につながった」と話す。ただ、サイズが小ぶりだった影響で単価が伸び悩んだ。 9隻が着業。数量は前季比83%増の595トン、金額は20%増の9374万円(税込み)。キロ平均単価は35%安の157円で、同漁協は「魚体の小型化で500グラム以下が多く、輸入卵との競合でスケ子の価格評価を獲得できなかったことも要因」と説明する。