宮城県漁協は6月30日、塩釜総合支所で通常総代会を開き、2022年度決算報告や23年度事業計画などを承認した。22年度は乾のりやギンザケなど主要5品目全てが好調で、販売事業の受託販売取扱高が前年度比37%増の357億6652万円と東日本大震災以降で最高だった。東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に「反対であることはいささかも変わらない」とする特別決議も全会一致で採択した。