2015年以来7年ぶりに来遊数が3千万尾を超えた北海道の秋サケ。中期までの来遊実績では特に近年失速した中期が伸びて全地区が前年を上回っている。道総研さけます・内水面試験場の解析によると、2018年級の4年魚が全地区で前年比増加となりけん引。資源回復の兆候となる成熟年齢の高齢化も見られ、3年魚の回帰では近年にない高水準の19年級と合わせて来季も回復持続が期待される。