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新聞記事

宮城の養殖ホヤ 5海域で被嚢軟化症

2016年08月29日

被嚢軟化症が疑われる養殖ホヤ。生産者は異常個体を注意深く見分け陸上処分している

 宮城県の養殖ホヤ(マボヤ)生産で今季、大震災後に見られなくなっていた被嚢(ひのう)軟化症の発生が5つの海域(湾)で確認された。発症率は各湾とも1%程度と低く、水揚げに大きな支障がないまま、水温上昇により終息に向かうとみられる。だが、再発は今後の不安要因となり、これから本格化する種苗の移出入にも注意が求められる。

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