日高定置漁業者組合は、「銀聖」プロジェクト活動の一環で、日本の食文化などを学ぶ米国人高校生を受け入れ、7月25日、えりも町の歌別さけ・ますふ化場で増殖事業やサケの生態などの講習、サケの裁割実演などを行った。
網走漁協のマス小定置は、7月下旬から1隻当たり100尾以上の水揚げが増え始めた。サイズは2キロ台の良型も見え、着業者は好漁に期待を膨らませている。
サンマ漁は8月中旬から全さんま所属船が出漁し本番を迎える。近年漁場の北偏・沖合化など漁獲動向は不安定だが、秋の味覚を代表する人気の大衆魚。本特集では今季の漁況見通しや消費動向、安定供給に向けた生産者・産地の取り組み、消費地の販売戦略などを紹介する。
苫小牧漁協の夏ホッキけた引漁は、7月1日の解禁から約1カ月が経過、今季は操業始期からナギが続き、順調に出漁している。第38幸栄丸の磯﨑好一副組合長は「今日(28日)まで、日曜日以外の休みは1回だけ」と操業状況を説明。第28東信丸の柳谷哲さんは「ここまで連日の出漁は珍しい。だいぶ疲れもたまってきた」と苦笑いする。
【富山】昆布でまちづくり-。高岡市、高岡商工会議所、高岡市農協などでつくる「高岡食のブランド推進実行委員会」は、地元の食文化を発信しようと、昆布グルメの開発とPRに取り組んでいる。平成24年の「高岡昆布飯」を皮切りにスイーツ、弁当、土産を考案し「高岡昆布百選」ブランドで展開。市内飲食店などが定義に沿った商品を作り提供する。本年度は既存商品に「高岡らしさ」をプラスしたブラッシュアップ商品の開発、販路拡大に注力する。
オホーツク海南部地区のけた引漁は、大半が日産ペースを抑えた操業を余儀なくされている。南部の修正計画量は当初計画15万7300トンから約3万4000トン減の12万3500トン。歩留まり、アソートは徐々に上向き13%台で3S中心の単協が続出。関係者は歩留まりの上昇に期待を寄せている。
岩手県大船渡市、吉浜漁協のウニ漁が好調だ。7月27日まで11回の開口(出漁)でむき身3756キロの出荷となり、昨シーズン実績の3426キロを上回った。6月前半の漁期入り当初から身入り、色とも良好で「1回の出荷は近年にないくらい多く豊漁」となる。
香深漁協のホッケ刺網は日網が主流、投網後数時間で揚げる高鮮度の魚を出荷している。網に掛かる雑物も少なく、着業者は「留網に比べ網外しに手間が掛からない」と話す。
松前さくら漁協でアブラツノザメ刺網に着業する鳴海年蔵さんは、出荷前に行う皮剝ぎの処理能力向上を目指し、作業の機械化を検討している。7月上旬には、東亜交易株式会社(東京都、電話03・3220・2411)が大沢漁港で実施した皮剝機のデモンストレーションを視察。鳴海さんは「取り扱いに慣れると処理能力は格段に上がるだろう」と話す。
松前さくら漁協でコンブ養殖を営む鳴海年蔵さんは、小型流網用のFRP製ローラーなど以前使っていた漁具を有効活用し、コンブ荷揚げ専用道具を製作、岸壁に設置し荷揚げ時のコンブ脱落を防ぐとともに、作業効率を上げ労力も軽減した。