留萌市の株式会社 ヤマニ野口水産(小野寺正司社長、電話0164・42・1127)は、日本酒蔵元とのコラボ商品の展開に力を入れる。第1弾は旭川市の髙砂酒造㈱と開発。主力の道産秋サケを使った乾珍味で酒粕を融合した。9月には増毛町の国稀酒造株式会社と同様の商品を打ち出す。
ひやま漁協乙部支所ナマコ協議会加工部門(日沼賢澄部門長)が製造するアカモクは今春採取分を皮切りに、加工過程を改良するなど品質アップに力を注いだ。日沼部門長は「色や粘り気がこれまでより良くなった」と手応えを話す。
マルハニチロ株式会社は、魚類の細胞培養技術の確立に向けた共同研究に着手する。細胞培養に関するスタートアップ企業・インテグリカルチャー株式会社(東京都文京区、羽生雄毅代表)との開発契約をこのほど締結した。世界中で高まる魚需要に対し、魚類細胞の大量培養技術による食品生産で、持続可能な供給手段を探っていく。
農林水産省が10日公表した2020年水産加工統計調査結果によると、昨年の食用加工品の生産量(焼・味付のりを除く)は前年比7%減の143万6880トンとなった。主要種類別で見ると、練り製品、冷凍食品、塩蔵品、塩干品、節製品、煮干し品のいずれも生産が減った。
七飯町の中水食品工業株式会社(園田哲三社長、電話0138・65・5631)は、主力のレトルト食品で、北海道産ホタテなどをメインにした「パエリアの素」を商品化した。炊飯器で出来上がる簡単・時短調理が特長。コロナ禍の巣ごもり需要などをつかんで順調な売れ行きを見せている。
岩内郡漁協所属で底建網漁や秋サケ定置網漁を営むカネヤマ石橋の6次産業化挑戦(2月1日付既報)が着々と前進している。石橋海(ひろし)代表の妻・亜希子さんが活じめや加工を実施。5月には自宅隣接地に自前の加工場が完成し、底建網に乗ったソウハチやホッケの干物製造などに力を入れる。
6次産業化に取り組む株式会社海遊(宮城県石巻市雄勝町、伊藤浩光社長、電話0225・25・6851)は、雄勝湾で養殖するホヤの販売促進に力を入れている。高鮮度の加工品を開発。殻付き活の通年出荷は全国でも同社だけという。韓国による禁輸措置やコロナ禍で消費が低迷する中、より多くの人に食べてもらおうと知恵を絞る。
宮城県石巻市で、水産加工会社などの人材確保を後押しする事業が始まった。漁師の担い手育成に実績のある一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(FJ、同市、阿部勝太代表理事、電話0225・98・7071)が市の委託を受け、専用サイトで求人募集を開始。水産業に関心のある若い力を掘り起こし、業界全体の底上げにつなげる。
紋別市の株式会社ヤマイチ水産(大石博士社長、電話0158・23・5188)は、ミール工場の建設を進めている。来年3月末の稼働開始を予定している。現工場の老朽化による建て替え。敷地面積5592平方メートルに鉄骨造1階建て1182平方メートル。スチーム式荒粕製造プラント1基で、生産能力は現行とほぼ同じ1時間当たり10トン。スケソ、ホッケ、ニシンなどを原料に年間の製造目標は2800トン。
鵡川漁協所属で刺網漁やホッキ漁を営む吉村正さんが代表を務める吉村燻製工房は、鵡川沖の海水で製造した天然塩「華の潮」のラインアップを拡充した。従来品より結晶を大きくし、岩塩のような見た目を打ち出す。