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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2017.04.17

松前の鳴海さん ワカメ養殖本格参入

ボイルしたワカメ(11日、大沢漁港)

 松前さくら漁協の鳴海年蔵さん・康之さん親子は今季、ワカメ養殖の本格操業に乗り出した。昨年の試験収穫で手応えをつかみ今年新たにボイル釜と撹拌(かくはん)塩蔵機を導入し生産体制を整備。11日は今季最後の水揚げを行い、視察に訪れた町職員ら関係者に機械の特長や工程、生育状況などを説明した。2人は「将来的にワカメを生産の軸となるよう確立させ、コンブ養殖と並ぶ2本柱としたい」と力を込める。


掲載日:2017.04.17

増毛漁協刺網 良型マガレイ好漁持続

好漁が続いているマガレイ(10日、別苅漁港)

 3月に始まった増毛漁協のカレイ刺網が昨年に続き順調だ。3月はクロガシラ中心に前年比約3倍。4月はマガレイ主体に好漁を持続。どちらも大中主体に良型だが、浜値は安値に傾いている。


掲載日:2017.04.17

第十五清福丸・石川清一さんのタコいさり 3又針で逃がさず

樽や浮き玉を再利用しているいさり

 東しゃこたん漁協の神岬地区でタコ樽流し漁に着業する第十五清福丸の石川清一さんはいさりの研究に熱を入れている。6本の針と3又針1個のステ針を装着。幹糸にミラーテープで疑似餌を取り付けて派手に装飾している。掛かったタコを確実に水揚げする仕掛けについて話を聞いた。


掲載日:2017.04.17

羅臼漁協 漁家の主婦らが「美活塾」

 羅臼に在住する漁家や酪農家などの主婦6人は昨年、「Join―Rausu美活塾」を発足した。その名の通り美容や食などに関する講習会や活動を展開、知見を広め女性力に磨きをかける。羅臼漁協元女性部長で指導漁業士の田中郁子さんが会長を務め、今年度から本格的に活動していく。


掲載日:2017.04.17

松前の鳴海年蔵さん 雑藻駆除に自作器具

 松前さくら漁協の鳴海年蔵さんは、コンブ養殖ロープの雑藻駆除で自作の道具=写真=を活用している。作業効率は従来に比べ格段に向上。「使いやすく楽に雑藻を落とせる。作業スピードは3倍も4倍も速くなった」と自信を持つ。


掲載日:2017.04.17

根室のキタウロコ荒木商店 クリガニ商品展開

クリガニの姿

 カニ製品を主軸とする根室市の株式会社キタウロコ荒木商店(荒木英和社長、電話0153・22・8118)は、毛ガニ、花咲ガニ漁などで混獲される「クリガニ」の商品展開に取り組んでいる。従来低利用の資源を有効活用。価格高騰の毛ガニの代替需要で飲食店などから引き合いが増えている。


掲載日:2017.04.17

留萌管内 稚貝、成長例年並み

稚貝の出荷作業(11日、臼谷漁港)

 道北日本海の留萌管内で、地まき用稚貝の出荷作業が始まった。各組合とも例年並みに成長し規定のサイズを問題なく出荷。ただシケの多発でペースは遅れ気味だ。


掲載日:2017.04.17

三石漁港 屋根付き岸壁完成

屋根付き岸壁が完成した三石漁港

 ひだか漁協(梶川博組合長)の生産拠点・三石漁港に屋根付き岸壁が完成した。荷捌施設と一体型で、荷揚げから出荷まで漁獲物への直射日光や雨・雪を避け、海鳥のふんなど異物混入を防ぐ。作業環境の改善に加え、秋サケやスルメイカなど漁獲物の鮮度保持や衛生管理を強化し、魚価安定につなげていく。
 同漁港は登録漁船数98隻(平成27年度)。28年度の水揚げはサケ、スルメイカ、タコなどを主力に1852トン、10億2000万円。


掲載日:2017.04.17

古平エビかご漁減速、市況軟調

例年より浅場で水揚げしているナンバンエビ(7日、古平漁港)

 東しゃこたん漁協古平地区のエビかご漁は水揚げが伸び悩んでいる。滑り出しは順調だったが、出漁回数を重ねるごとに日量が減少。加えて出荷先の東京・築地市場の相場が他産地との競合で弱含みの展開となっている。


掲載日:2017.04.10

ひやま江差ブリ 進むブランド化

函館市水産物地方卸売市場に出荷された江差の船上神経じめブリ

 近年北海道沿岸で水揚げが急増しているブリ。各地で新たな水産資源の有効活用に向け、船上活じめなどでブランド化に取り組む動きが広がりを見せている。ひやま漁協江差地区では昨年江差活じめ鮮魚販売部会(若山博部会長)を設立し、1本釣りの神経じめを開始。出荷した生産者が分かる仕組みもつくり、普及に乗り出している。


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