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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2017.04.10

羅臼沿岸に流氷 長期停滞も

漁港内にまで入り込んだ流氷

 羅臼に流氷が接岸、コンブ漁業者らは天然漁場や養殖施設への影響を注視している。沿岸に長く停滞しているものの、4月上旬現在大きなシケはなく、羅臼漁協や着業者らは「天然漁場への大きな影響はないのでは」とみている。


掲載日:2017.04.10

LEDサーチライト 岩内郡漁協初、コウナゴ漁に活用

 岩内郡漁協の村田忠理事(第十八泰幸丸=4.4トン)は3月下旬に同漁協で初めてLEDサーチライト「RGL40E」(三信船舶電具株式会社製)=写真=を導入した。高い省エネ性に加えて照射角度を電動で調整できるのが特長。4月中旬に始まるコウナゴ漁で威力を発揮する。


掲載日:2017.04.10

歯舞漁協 市場改修工事完了

 歯舞漁協(小倉啓一組合長)は、荷捌所の改修に併せて活魚水槽6基を新規導入した=写真。タコを皮切りに活出荷の新たな取り組みで歯舞産のブランド化、魚価安定を目指す。


掲載日:2017.04.10

根室漁協 栽培センター竣工

つくり育てる漁業の拠点となる栽培センター

 根室漁協(大坂鉄夫組合長)が根室市平内町に建設を進めていた「栽培センター」が完成した。老朽化と高潮被害を受けた旧施設を取り壊し全面建て替え。最新設備の導入などで生産機能を充実し、年66万5000粒のウニ(エゾバフン)種苗を生産する。将来的にはナマコ、アカホヤなどの種苗生産にも取り組む計画。根付資源の増大で漁業者の収入安定を目指す。


掲載日:2017.04.10

幡宮輝雄・道水産林務部長の就任会見 「三本の矢」柱に振興

 1日付で道水産林務部長に就任した幡宮輝雄氏は4日、記者会見を開き、水産行政かじ取りの抱負を語った。生産量の回復を最重点に強調。前任地・桧山管内の振興策で打ち出した付加価値対策、資源づくり、漁場の有効利用といった「三本の矢」をベースに、全道漁業者の収益向上や生活安定の施策を進めていく考えを示した。


掲載日:2017.04.10

玉冷輸出なお陰り 小サイズ競合激化

昨年統合した漁場で漁獲したホタテの水揚げ作業(3月29日、浜鬼志別漁港)

 今年の玉冷輸出は、昨年以上の厳しさが予想されている。米国産水揚量は昨年より3000トン多い2万1000トンの見込み。5年ぶり2万トン台(ミート換算)の回復でサイズは小型中心。さらに米国・中国企業の玉冷在庫は滞留気味。道漁連は「海外全体の相場を見極め、先を見越した冷静なスタートを切る必要がある」としている。


掲載日:2017.04.10

宗谷漁協 ナマコ種苗生産・放流

中間育成中の稚ナマコ

 ナマコの種苗生産・放流に力を入れる宗谷漁協浅海増殖センターは、漁獲量の10%を資源添加の目標に掲げる。これまでの追跡調査の結果から、放流3年後で約20%の生残が確認できており、放流種苗の漁獲への寄与が期待される。


掲載日:2017.04.10

羅臼漁協ウニ 昨年下回る水揚げ

日変動のある水揚げとなっているウニ(5日、知円別漁港)

 羅臼漁協のウニ(バフン)たも漁は3月末現在、殻付・折・塩水いずれも前年同期を下回る数量となっている。水揚げは日間格差があり、着業者は「資源的に少ない。海藻も繁茂していて採取しにくい」と口をそろえる。


掲載日:2017.04.03

散布漁協 アサリ高品質を維持

部会専用の魚箱。メーンで使う25キロ入り(奥)は、深さがあり積み重ねによる劣化を防ぐ

 散布漁協のアサリ部会(小倉岳部会長)は、良質出荷と資源管理に力を入れている。容量が多く底の深い部会専用魚箱(ポリパン)を活用、積み重ねによる劣化を防止。加えて水揚げから出荷まで保温バッグに入れて凍結を防ぐ。市場内では部会役員が漁獲サイズ未満や空貝などの混入をチェック、当該着業者に指導することもある。また毎年移植放流を実施、アサリの成育を促進し効率良く水揚げ。ヤスデなど天敵駆除も行う。


掲載日:2017.04.03

春ナマコ 稚内、シケで苦戦

1隻多くて100キロ程度のナマコ(3月27日、恵比須漁港)

 稚内漁協のナマコけた引春漁が始まった。ハシリはシケが多く水温も低いため低調な出足。水揚量は1隻多くて100キロ程度。浜値はキロ3000円台後半と堅調だ。


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