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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2021.11.15

道の秋サケ前・中期、予想比14%増


 今季も低水準の来遊状況で終盤を迎えた北海道の秋サケ。道総研さけます・内水面試験場の解析によると、中期までの来遊実績は海区・地区間で明暗が大きく分かれているものの、オホーツクや根室などで2016年級の5年魚が漁期前予測を大幅に上回っている。資源が低迷傾向となった成熟年齢の若齢化から、高齢化へ回復局面入りが期待されるという光明も差している。


掲載日:2021.11.15

道漁連と消費拡大協、沖縄で食育講座開く


 道漁連と道こんぶ消費拡大協議会はこのほど、沖縄調理師専門学校で昆布の食育講座を開いた。だしの試飲を通しうま味の相乗効果を体感してもらったほか、道産昆布を使って沖縄・北海道それぞれの郷土料理を調理。歴史や特徴、食べ方なども解説。栄養・調理学を学ぶ学生に昆布の魅力を伝えた。


掲載日:2021.11.15

オ海南部けた引、7単協計画達成へ

オホーツク南部で最多水揚量を誇る常呂漁協のホタテ荷揚げ作業


 オホーツク海沿岸のけた引は、南部8単協(雄武・沙留・紋別・湧別・佐呂間・常呂・網走・西網走漁協)のうち、11月上旬で佐呂間を除く7単協が計画に達した。10日現在で漁場造成を含め3万7412トンとなった常呂をはじめ紋別、湧別が3万トン台の水揚げ。


掲載日:2021.11.15

湧別タコ箱オカ側中心に上向く

高値に振れたミズダコの出荷作業(11月8日、湧別漁協市場)


 湧別漁協のタコ箱は、春先から低調な水揚げで終盤を迎えた。「例年より小型傾向で尾数も少なかった」と着業者。最近はオカ側中心に増えてきたが、1隻300キロ前後と例年並みの漁模様で推移している。一方、浜値は全道的な薄漁や輸入ダコ減少を受けキロ800円台と堅調。金額は昨年を上回っており、減産を浜値でカバーした。


掲載日:2021.11.15

オホーツク活魚、メジカ1尾売りに臨む

メジカの1尾商品


 枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本信治社長、電話0163・62・4553)は、「隆神」と名付けた船上活じめの自社ブランドをはじめ、秋サケ・メジカの売り込みに力を入れている。近年、魚の調理離れが指摘される中、ネット通販のショッピングサイトで丸ごと1尾の商品が取り扱われ、リピーターをつかんで定着している。


掲載日:2021.11.08

玉冷は輸出主導で内販縮小


 新型コロナウイルス禍の影響で玉冷の国内消費が進み、在庫払底下で始まった今シーズン。海外需要は世界的な経済活動の再開と主要国の供給減を背景に、大型組成も追い風となって急伸した。3S中心に相場高の展開となり、売り場を回復していた量販店は縮小傾向。輸出は当分継続するものと予想され、相場高のまま来シーズンに突入する可能性が高まっている。


掲載日:2021.11.08

留萌管内来季の稚貝11億粒台

稚貝の出荷作業(4月)


 留萌管内(増毛・新星マリン・北るもい・遠別漁協)の来季稚貝生産量は、前年比13%増の11億1150万粒を計画している。分散後の成育状況は順調に進んでおり、今春のような減産はひとまず回避できる見通し。一方、2020年度の韓国向け活輸出は2倍に伸長した。21年度も堅調に推移している。


掲載日:2021.11.08

ボイルは消費落ち込み懸念


 コロナ禍に伴う巣ごもり需要の追い風で、マーケットが縮小していたボイル製品は、量販店やネット販売を中心に消費が拡大。昨年は過去5年間で最も多い消費量となった。今年は一転、玉冷や冷凍両貝など海外需要が旺盛で価格が上昇。噴火湾のボイル供給量は昨年並みだが消費の落ち込みが懸念される。


掲載日:2021.11.08

オ海10月末30万9090トン


 オホーツク海沿岸のけた引は、10月末で30万9090トンとなり、前年同期比20%増と好調だ。宗谷、猿払村が4万トン台、紋別、湧別、常呂が3万トン台の水揚げ。いずれも前年同期を上回るペース。歩留まりは12%前後と依然高く、3S主体の地域ではキロ200円前後の浜値で推移している。


掲載日:2021.11.08

道東巻網マイワシ3年連続で20万トン超え

小型中心だったマイワシの荷揚げ(9月、釧路港)


 道東沖の巻網漁が10月末で終漁、主力のマイワシは水揚げが23万5065トンと前年を5%下回ったものの、3年連続で20万トンを超えた。TAC(約25万トン)消化率は94%。キロ平均単価は1円高い32円で、金額は74億2648万円と4%の減額。漁期を通し小型主体の組成だった。


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