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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2022.06.06

椴法華のホッケ水揚げ安定

腹を上に丁寧に並べて出荷するホッケ(6月2日、えさん漁協椴法華支所市場)


 えさん漁協椴法華地区のホッケ刺網が好漁に恵まれている。寿孝丸で操業する川口孝秀ほっけ刺網部会長は「春漁は好調。イルカの回遊がなければ、わりと安定して獲れる」と話す。日網で操業、船上に水氷を積み鮮度保持対策にも取り組んでいる。


掲載日:2022.06.06

父の思い継承-第八十二信栄丸竣工-

多数の大漁旗をなびかせて落石漁港に雄姿を現した第八十二信栄丸


 落石漁協所属でスケソ刺網やタコかご、イカ釣に着業する第八十二信栄丸(4.9トン、FRP、小川昌彦船主)が竣工した。両弦のこべりをかさ上げして作業の安全性を追求するなど随所に工夫。5月26日に落石漁港で多数の大漁旗に彩られた雄姿を披露した。


掲載日:2022.06.06

最多865社出展-FOOMA JAPAN2022-


 食品機械・技術の展示商談会「FOOMA JAPAN 2022(国際食品工業展)」(日本食品機械工業会主催)が7~10日、東京ビッグサイトで開催される。45回目の今回の出展社数は過去最多の865社。“Restart”をテーマに、スタートアップゾーンの新設、優れた研究開発の成果を顕彰するFOOMAアワードの創設など多彩な企画で盛り上げる。食品工場の省人化や無菌化、ロボットやAI、衛生管理など食シーンの多様性に応える最先端の製品・技術・サービスが集結。アジア最大級の食品製造総合展として多様なニーズに応える機会創出の場を提供する。


掲載日:2022.06.06

盃漁協カブト地区サクラマス海面養殖295尾水揚げ


 後志管内泊村と古宇郡漁協が取り組む盃漁港カブト地区での海面養殖試験で1日、サクラマス295尾が初水揚げされた。村によると、生残率は約9割と高かった。13日には、別のいけすで養殖しているトラウトサーモン(ニジマス)も水揚げする見通し。昨年11月にいけす2基を設置、サラクマス約300尾、トラウトサーモン約600尾の幼魚を投入。漁業者約20人で魚類養殖部会を設立、給餌などを手掛ける。来年水揚げ分まで、村の補助事業で養殖する。


掲載日:2022.06.06

別海の北翔丸水産、クリガニオーナー好評

水揚げされた良型のクリガニ(5月27日)


 別海漁協所属で漁業の6次化確立に向け奮闘している北翔丸水産の相馬祥吾代表は、持ち前のアイデアと行動力を生かし、事業展開を加速させている。かご漁で獲るクリガニの認知度向上のため、今年初めて実施したかごの「1口オーナー」をECサイトなどで販売。5月下旬段階で400口数の注文を獲得するなど好評を博した。今後は6次化の志を共有する漁業者との連携を強化する。


掲載日:2022.06.06

宗谷ミズダコ3割増も苦戦拭えず

ミズダコの荷揚げ作業


 宗谷漁協のミズダコが低調だ。薄漁となった昨年と比べ3割増産しているものの、2020年との比較では3割強の減産。今年はいさり樽流しが順調な反面、オカ側で操業するかご漁が不振で、着業者は今後の漁模様に不安を抱いている。一方浜値は輸入ダコ減少の影響もあり、序盤から堅調に推移している。


掲載日:2022.05.30

道産タコ低調高値推移


 北海道のタコは減産高値基調で推移している。昨年の全体数量は6年ぶりに2万トンを切り今年1~4月も前年割れの漁況。アフリカ産の供給減も相まって、昨年の浜値は高騰した2018年並みの水準まで上昇、今年も強含みの展開。品薄下で引き合いが強まり、札幌市場の煮だこ相場も「今までにない価格帯」(荷受)に高騰。春漁本番を迎えた北海道とアフリカ夏漁の漁況次第では高止まりの様相で、関係者は消流鈍化の警戒感も抱えながら商戦に臨んでいる。


掲載日:2022.05.30

新会長に馬場氏選任-道定置漁業協会総会-


 北海道定置漁業協会は25日、札幌市の第2水産ビルで通常総会を開き、スルメイカなど国の新たな資源管理への対応や消流対策事業の推進などのほか、新たにサケ・マスの遊漁対策に取り組むなど2022年度事業計画を決めた。また、任期満了に伴う役員改選で、新会長に馬場浩一斜里第一漁協組合長を選任した。


掲載日:2022.05.30

標津ニシン輸入卵代替需要で高値推移

ニシンのオス・メスの選別作業(5月24日、標津漁港)


 標津漁協のニシンは昨年を下回る水揚量で推移しているものの、昨年に次ぐ水準を確保している。小定置などで漁獲し、23日現在で前年同期比18%減の2777トン。輸入卵の搬入が不安定な状況を踏まえ、キロ平均単価は約2.3倍の118円に上昇している。


掲載日:2022.05.30

釧路さお前繁茂状況に厳しさ


 釧路管内のさお前コンブ漁が26日、釧路市東部漁協を皮切りに解禁となり、同日に初水揚げした。前浜の資源調査を行い操業計画を決めた漁協も今後順次スタートしていく。


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