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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2016.07.11

太洋産業 鮭節・鮭魚醤で辛子めんたいこ

1キロ化粧箱と業務用の2キロ発泡入れ

 タイサン太洋産業株式会社(松岡章社長)は、北海道産秋サケの鮭節、鮭魚醤を調味に使用した辛子めんたいこを商品化した。「北海道の辛子めんたいこ」の認知度向上を目指し、「北海道らしさ」を追求。7月から取引先との商談など売り込みを開始した。


掲載日:2016.07.04

中標津地方魚菜/新加工施設が稼働

表側に道産杉を配し、ぬくもりある外観

 中標津町地方卸売市場を管理運営する中標津地方魚菜(株)(久本眞一社長)が敷地内に建設を進めていた新加工施設が完成し、7月上旬から稼働を開始する。窒素を活用した製氷・加工設備(㈱昭和冷凍プラント製)を新たに備え、酸化による劣化抑制技術で鮮魚、干物など加工品の鮮度・品質保持を強化。国内をはじめシンガポール、タイ、台湾などアジア圏への販売拡大に取り組む。


掲載日:2016.07.04

噴火湾の落部漁協/新荷受システムが威力

 落部漁協(佐々木治一組合長)がことし2月、新市場の竣工とともに導入した北海道初の「荷受システム」が、荷捌き業務の効率化に威力を発揮している。
 同システムはタブレット型の携帯端末(iPad)を使い、市場担当者が場内に搬入した荷物の魚種や規格(大・中・小)、数量、荷主名(組合員名)を入力するだけで入荷情報を瞬時に記録できる画期的なシステムだ。
 さらに魚箱の重量などを外した正味数量が自動的に計算され、これまで手作業で行ってきた起票や集計、電算室での入力など煩雑な作業が大幅に簡略化された。
 データは無線LANにより事務室兼電算室のコンピューターサーバに送信され、同時に場内に2台、仲買人室に1台、それぞれ設置した液晶ディスプレイにも情報が即時表示となる。組合員、職員、買受人ともにリアルタイムの上場状況(販売予定情報)を共有でき、競り終了後には買受人名と単価を入力することで入札結果も簡単に記録される。


掲載日:2016.07.04

高橋水産、収益力強化へマーケティング部新設

 札幌市中央卸売市場の荷受、カネシメ高橋水産(株)(高橋清一郎社長)は本年度、収益力の強化に向け、鮮魚部門の改革、マーケティング能力の向上、提案型営業などに乗り出している。従来の収益構造は冷凍部門のウエートが大きく、鮮魚、製品両部門の販売力を高める。
 鮮魚部門の改革では専従の執行役員専務(細井司氏)を配置。予約相対の見直し、競りの復活、卸・仲卸の機能強化など札幌市場の経営展望策定委員会と連動し、取引の改善を図っていく。
 製品部門の強化ではマーケティング部を新設。消費者ニーズ、トレンドの把握など市場調査を実施し、性別、年代、地域などターゲットを明確化しながら売れる製品づくりに取り組む。


掲載日:2016.06.27

常呂漁協若手3人の挑戦

刺網で漁獲したカレイを選別する山内さん

 常呂漁協の若手漁業者3人が独自に取り組んできた鮮魚の直販を共同化し販売拡大に乗り出す。「地元の水産物を広めたい」という共通の思いが募り、浜で顔を合わせ語り合ううちに意気投合。2年後には加工も視野に入れた会社組織の設立を目指している。


掲載日:2016.06.27

北見の丸喜北日本物流 サロマ湖産全国に発信

ホタテとカボチャ、秋サケとジャガイモ、カキと枝豆をそれぞれ組み合わせた3種類のグラタン

 北見市常呂町の丸喜北日本物流株式会社(雅楽川沙知社長、電話0152・63・2029)は、オホーツク・サロマ湖で獲れるカキ、ホタテ、シマエビなどの魚介類を個人客中心に販売している。3年前には地元の農産物と組み合わせたグラタンを打ち出し、本州・百貨店のギフトなどにも販路が広がってきている。


掲載日:2016.06.27

若き漁師集団「フィッシャーマン」 都内に直営店オープン

毎日仕入れる宮城の水産物を豊富に提供

 一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(宮城県石巻市)は株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティングをことし3月設立、「飲食」「海外」「B to B」を3本柱として水産事業を拡大している。その飲食事業の1店舗目として「宮城漁師酒場 魚谷屋」を東京・JR中野駅近くに24日オープンした。


掲載日:2016.06.20

気仙沼の畠和水産 加熱済み商品を強化

気仙沼鹿折地区に新設した工場

 畠和水産株式会社(宮城県気仙沼市)は同市内の鹿折地区に工場を新設、2月から稼働を始めた。同社初の設備を導入し、加熱済み商品の生産体制を整備。より加工度の高いアイテム作りに挑戦している。


掲載日:2016.06.20

志津川産あまころ牡蠣デビュー

オイスターバーで提供されるあまころ牡蠣

 宮城県志津川湾の天然採苗シングルシード未産卵カキ「あまころ牡蠣」が17日、株式会社ゼネラル・オイスターが運営するオイスターバー33店舗で、数量限定で提供が始まった。


掲載日:2016.06.20

網走のマリン北海道 売店拡充強化に活路

売場を拡充強化した小清水町の道の駅

 網走市の有限会社マリン北海道(下山康博社長、電話0152・43・8536)は4月から小清水町の町活性化センター「はなやか小清水」の指定管理者となり、特産品売場の拡充強化に乗り出した。ロシア産の搬入減で主力・カニ事業の縮小傾向を踏まえ、ホテルや観光施設などで展開、ノウハウを培ってきた売店経営の軸足を高め、収益安定を目指していく。


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