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新聞記事

一般向け一覧

掲載日:2017.01.01

既存の枠超え挑む加工業界

 東日本大震災で大きな被害を受けた三陸沿岸の水産加工場の大部分は国の補助金などを受けて復旧しつつあるが、従来の販路回復に苦闘している企業は少なくない。そこで既存路線とは異なる新業態に着手し、販路の獲得に乗り出す事業者も出てきている。眠っていた資源の有効活用や、主力商品でも難しかった加工形態に挑戦するなど新たな一歩を踏み出している。


掲載日:2017.01.01

歴史刻む『蒼海時報』 函館水産高新聞部が発行

七重浜駅待合室に掲示してある「函水瓦版」

 「相撲部41年ぶりのインターハイ出場」「乗船実習生 無事に帰函」─―。力強い見出しが躍るのは函館水産高校新聞部が発行する『蒼海時報』。戦前からの歴史があり、休刊を経て昨年12月15日付で復刊246号を数えた。顧問の西島正秀教諭と部員7人が部活動の活躍や見学旅行など身近な学校生活を中心に紙面構成。「伝統は絶やさない」と月1、2回のペースで各情報を発信し続けている。


掲載日:2017.01.01

北海道初進出の中島水産 「札幌店」 築地直送魚に手応え

アイテム数を拡充した西京漬け

 昨年7月に北海道に初進出した水産物卸・小売大手の中島水産㈱(東京都、中島明社長)は、札幌店で札幌市民の新たな需要を開拓しながら販売を伸ばしている。築地直送の強みを生かし、札幌市内では珍しい魚種でも調理しやすく簡便性を高めた商品を提供、好評を得ている。


掲載日:2016.12.19

京浜海藻 恒例の年末大売り出し

昆布や海藻詰め合わせの商品を選ぶ客

 コンブ・海藻問屋の京浜海藻株式会社(東京都大田区)は9~11日の3日間、毎年恒例の年末大売り出しを同社前で開いた。今年で33回目。近隣住民を中心に多くの人でにぎわいを見せた。


掲載日:2016.12.12

イカ釣り転換初年、資源難に直面/2月以降ヤリイカで挽回狙う

第八弘徳丸の改良型流し(6日、熊石漁港)

 ひやま漁協のイカ釣り転換船12隻は年内に全船が帰港し、年明けから操業を再開する。スケソ延縄漁の代替漁業として国の「もうかる漁業創設支援事業」を活用した3カ年計画の初年はスルメイカが資源量の減少で苦戦。今年日本海で好漁だったヤリイカ漁に来年2月から着業し、挽回を目指す。


掲載日:2016.12.12

渡島噴火湾2年貝、大量死の影響で6単協とも年明けから

成長にも差がある3年貝の出荷作業(1日、山越漁港)

 渡島噴火湾の2年貝出荷は、長万部漁協が例年12月にいち早く開始するが、今年は大量へい死と台風被害の影響で6単協とも年明けとなる見通し。3年貝は長万部、八雲町で出荷しており、上値キロ400円台で推移している。


掲載日:2016.12.12

函館の山大、食メニュー開発で浸透へ

函館市の水産加工・販売、㈱山大(小林繁孝社長、電話0138・48・0231)は、秋サケの山漬・かまくら熟成など企業ブランドの確立に向けて打ち出した商品群の売り込みを本格化している。函館空港に専用売り場を設置。併せて商品を素材にメニューの開発・提案で食シーンを訴求し、浸透を進めていく。
 同社は、デザインの力で加工食品の魅力を高める函館市の「ビジュアルコミュニケーション導入支援事業」に参画。社内外の聞き取り調査も実施し企業イメージの現状把握から「愛される企業・商品づくり」「らしさの創造」などを目標に「新・山大ブランド」を生み出した。
 道南産原料の活用や、化学調味料を極力使用しない手作りの味、昔ながらの製法などが統一コンセプト。パッケージやカタログも象形文字のロゴ、魚を入れる竹かごをイメージした網目の文様をデザインし、視覚の商品力も追求している。


掲載日:2016.12.12

天然専門、対面PR/東京・築地場外の昭和食品

秋サケやトキ、ベニなどを中心に扱う天然サケ専門店である昭和食品

 築地場外市場にある(有)昭和食品は秋サケやトキ、ベニなどを中心に扱う天然サケ専門店。対面販売の利点を生かし、消費者にサケの魅力を直接説明。同社3代目、「しゃけこ」の相性で親しまれる佐藤友美子社長は「おいしいサケをまた食べたい。一人でも多くの方にそう思ってもらうことが私の仕事」と話す。昆布やつくだ煮店など場外市場他業者との「コラボレシピ」も提案している。
 看板商品はトキサケで「九州方面など南の方々にも人気が高い」という。道産のほか岩手県大槌の「南部鼻曲がり」、新潟県村上の「塩引鮭」など全国各地の良質なサケを厳選して販売する。
 今年新たに加わったのが猿払村産秋サケの山漬け。漁業者から直接電話を受けた佐藤社長が現地に飛び、乗船して生産現場を視察、取扱いを決めた。佐藤社長が目利きする良質な魚を求め一般客のほかプロの料理人も足を運ぶ。


掲載日:2016.12.12

釧路市漁協貯氷・給氷施設が竣工/最盛期の需要に対応

外来船誘致など水産業振興を担う貯氷・氷供給施設

 釧路市漁協(近藤龍洋組合長)が釧路港に建設を進めていた貯氷・氷供給施設が完成した。サンマ、イカ釣りなどに加え、近年釧路沖でサバ、マイワシの好漁が続き、入港船団が増加しており、最盛期の氷需要に対応できる供給体制を整備。待ち時間短縮など漁業者の利便性を高めるとともに、鮮度保持の強化で生鮮流通や加工原料の安定供給など付加価値向上につなげていく。来年7月ごろから本格稼働する予定。


掲載日:2016.12.12

三陸のマダラ、宮古が相場リード

宮古市場でまとまる延縄漁獲のマダラ上場(9日)

 三陸のマダラ水揚げは12月、宮古市場の延縄上場がまとまり、石巻市場の刺網と延縄はまだ低調だ。両市場とも好値で、石巻の買受人が宮古で買い付け三陸の相場形成をリード。資源では、大震災後の宮城県での一時的な休漁で増えたが、以前に戻ったとの見方が生産者、市場にある。
 投縄当日に水揚げする船が大半で、全船がオス・メス込みで仕立てる。昨年と同様に洋野町~釜石市の約30隻が陸送で上場するが、天候のほか、アワビ開口などで隻数が日により変動。
 同市場では「価格は小さいサイズも含め全般的に去年より高い。石巻の業者が買っているから高く、上場の8割方を買い付け。石巻の水揚げが当てにならないのか、こっちで確保しているようだ。ここの買受人は欲しいときに高値で買うような状況」とみている 


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