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新聞記事

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掲載日:2016.08.08

合同会社が操業へ 定置・底建網の持続に道筋 佐井村漁協

青森県下北半島の佐井村漁協(坂井幸人組合長)で、企業の寄付などによる1億5千万円で合同会社3社の定置網や底建網の操業準備が進み、1社の水揚げが8月から始まる見通しだ。「神経〆」ヒラメなどの同漁協の魚の良さが評価されたのが契機。漁業者の高齢化と後継者不足が進む中、合同会社は、水揚げの増加と、協業化による続的な操業に導き、新規就業者の受け皿にもと期待されている


掲載日:2016.08.08

昨年超えも低水準~岩手の秋サケ回帰予測

岩手県水産技術センター漁業資源部は1日、同県の秋サケ回帰予報を公表した。392万尾、1万2476㌧と予測。昨年度(310万尾、9536㌧)を3割程度上回るものの、引き続き大震災前を大きく下回る。回帰時期は12月上旬中心とみる。河川遡上(そじょう)分を差し引12けば、水揚げは1万1千㌧程度が見込まれることになる。


掲載日:2016.08.08

国際シーフードショー東京ビッグサイトで17~19日国内外800社が出展

アジアを代表する魚食産業国際見本市のジャパン・インターナショナル・シーフードショーが17~19日、東京ビッグサイト東5・6ホールで開かれる。大日本水産会(白須敏朗会長)主催で18回目。魚介類や加工品、需要を支える調味料、食品添加物などが出展。ほかに加工機械や関連装置、冷凍冷蔵・解凍機器、厨房設備・調理器具、包装物流機器・サービス、すしロボット、ディスプレー関連も勢ぞろい。HACCP対策機器・サービスや衛生管理機器・設備・技術も紹介する。国内外800社が1300小間の規模で経営者やバイヤー、技術担当者と商談を繰り広げる。


掲載日:2016.08.08

ウインチ付たも導入

利尻漁協の刺網業者の間で、作業場で使うウインチ付きのたもが徐々に普及している。雄忠志内地区の中畑順一さんは昨年9月に導入。タンクにれたホッケをすくう際に活用。一度に大量のホッケを選別機横にセットした作業台に送り込める。機械化したことで「手作業に比べ時間が短縮。なにより体が楽」と効果を実感している。


掲載日:2016.08.01

神奈川県と地元水産会社が共同開発 三崎マグロのコンフィ

 神奈川県水産技術センターと株式会社三崎恵水産(同県三浦市)は、地場の三崎マグロを使った新たな加工品「マグロのコンフィ」を共同開発し、商品化した=写真。主菜として食べられる高品質な加熱食材で付加価値を高めた。三崎ならではの加工品として売り出す。


掲載日:2016.07.25

標津産秋サケの挑戦「船上一本〆」普及

定置業者が手間をかけて出荷する「船上一本〆」秋サケ

 活じめ鮮魚「船上一本〆」を水産物の付加価値・ブランド化事業に位置付ける標津町。地域HACCPの厳格な衛生管理に取り組んで、まちの象徴でもある秋サケでは、地元企業が昨年から関東圏に構える飲食店でメニュー提供。食材の調理加工を地元加工業者が担う。船上から最終消費者まで活じめの経済価値をつなぐ窓口もでき、地域連携で需要拡大に挑んでいく。


掲載日:2016.07.25

全漁連 漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」サポート協議会

 全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)は14日、各県のJFグループ一押しの旬の魚をアピールする「プライドフィッシュ」プロジェクトの進ちょく状況や今後の取り組み方針を話し合うサポート協議会を東京都内で開いた=写真。卸売や流通、外食関係などの団体、企業がメンバーとなっており、意見を交わした。


掲載日:2016.07.18

大阪の鯖や・SABAR サバ一筋に業容拡大

大人気のとろしめさば

 鯖ずしの製造販売からサバ料理専門店の経営までサバ一筋でビジネス拡大に挑んでいる株式会社鯖や(大阪府豊中市、右田孝宣社長、電話06・6335・2204)・株式会社SABAR(同)。特にとろさば料理専門店「SABAR」は趣向を凝らしたメニューと店作りで創業地・関西だけでなく、東京でも人気店となり、外食業界に新風を起こしている。漁場が北上し、近年道東沖でも好漁が続くサバを生かした独特の商機拡大法を追った。


掲載日:2016.07.11

石巻寄磯のマルキ遠藤商店 新鮮ホヤを4つの味で

左から「金華ホヤの塩辛」、「金華生ホヤ」、「金華蒸しホヤ」

 ホヤで有名な宮城県鮫浦の寄磯浜で、ホヤやホタテの養殖を営みながら加工・卸を行うマルキ遠藤商店(電話0225・48・2333)は創業90年。美大に通う娘と仲間の若い感性を取り入れながら、時代に合う商品の開発に余念がない。


掲載日:2016.07.11

太洋産業 鮭節・鮭魚醤で辛子めんたいこ

1キロ化粧箱と業務用の2キロ発泡入れ

 タイサン太洋産業株式会社(松岡章社長)は、北海道産秋サケの鮭節、鮭魚醤を調味に使用した辛子めんたいこを商品化した。「北海道の辛子めんたいこ」の認知度向上を目指し、「北海道らしさ」を追求。7月から取引先との商談など売り込みを開始した。


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