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新聞記事

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掲載日:2016.09.05

青森県横浜町/マコガレイ軸に好漁前年比3割増、浜値も堅調

 横浜町漁協のカレイ刺網は、マコガレイ中心に好漁だ。昨年同期と比べ3割増の水揚げ。浜値はキロ千円台と好値を付けている。
 カレイ刺網は十数軒が着業。カレイ全体の7月末水揚量は前年同期比28%増の32トン、金額は同23%増の1600万円(税込)、キロ平均単価は同値の500円。


掲載日:2016.09.05

道ぎょれん会、秋~年末商戦展望/卸・商社が情報交換

 道漁連経由で道産魚介類を取り扱う全国の卸や商社でつくる「道ぎょれん会」の秋季取引懇談会が8月31日、東京都内で開かれた。北海道の主力商材である秋サケやホタテ製品の商戦に向け、熱心に情報交換した。


掲載日:2016.09.05

道産具材詰め合わせワンフローズンで品質訴求 /高橋水産のおせちセット

おせち料理の詰め合わせセット「北の漁師膳」

 札幌市場の荷受カネシメ高橋水産(株)(高橋清一郎社長、電話011・618・2241)は、道産素材を使ったおせち料理の詰め合わせセット「北の漁師膳」を商品展開。ワンフローズン製法を売りに需要先の開拓を進めている。
 おせちの具材を詰めた3段の重箱とキンキの姿煮で、1セット3~4人分。年間6千弱セットの売れ行き。具材は道産原料にこだわり、増毛産のタコやわらか煮、寿都産のシラスつくだ煮やボタンエビ、キンキなど。


掲載日:2016.09.05

築地市場→豊洲への移転延期/都知事、安全など疑問拭えず

地下水モニタリングの問題点を指摘する小池百合子知事

 東京都の小池百合子知事は31日、都庁で会見を開き、11月7日に予定されていた築地市場の豊洲への移転延期を正式に表明した。築地市場の閉鎖とその後の解体工事も延期する。新たな移転時期は、来年1月に移転先の豊洲市場で行っている水質調査などの結果が出た段階で判断する。
 延期の理由について、小池知事は「都民の目線で情報公開し、都民の利益を第一に考え、都政運営する。今回の移転は“都民ファースト”に基づいているか。その疑問が解消されていない」と説明。具体的には、安全性への懸念、巨額で不透明な費用の増大、情報公開の不足―の3つの疑問点を挙げた。


掲載日:2016.09.05

陸奥湾ホタテ新貝/順調に終盤へ好成長で出荷ずれ込む

新貝の出荷作業。好成長で水揚げがずれ込んだ(8月22日、稲生漁港)

 青森県陸奥湾で7月に始まった新貝の出荷が終盤に入った。昨季同様にへい死が少なく好成長。現時点の水揚げは大半が平内町漁協で、9月前半までに終漁する予定だ。
 耳づりの新貝出荷は7月に始まり、例年8月中旬ごろに終えるが、ともに好成長だった半成貝の出荷がずれ込んだことも影響し9月まで続いている。出荷量は1軒当たり日産1トン程度だが、ことしは北海道の減産で引き合いが強く無制限となり、多い漁業者は4、5トンを出荷している。


掲載日:2016.09.05

釧路市東部コンブ/連続台風、採取阻む

 釧路市東部漁協の成コンブは8月末現在、出漁日数が13回(昨年16回)と伸び悩んでいる。7月は12回(同9回)操業したが8月に入り状況は一変。台風が次々と上陸するなど悪天候が続き、同月はわずか1回(同7回)にとどまった。
 7月1日に解禁。同月は比較的順調に操業したが8月はシケや雨で苦戦。好天に恵まれた日が祭りによる沖止めという不運も重なり、出漁は同月12日の1回だけ。着業する坂本孝さんは「8月に1回というのは記憶にない」と話す。


掲載日:2016.09.05

室蘭ウニ、波と濁りで苦戦/キタムラサキ 前年の4割に

キロ800円台で推移しているキタムラサキ(8月27日、室蘭魚市場)

 室蘭漁協のノナ(キタムラサキ)たも採り漁はシケで苦戦している。海底が揉まれて濁りが強く、ノナが見つけにくい状況。一方、浜値は例年価格のピークになるお盆商戦も特に上昇せず、キロ800円台で推移している。
 20軒が7月1日に操業を開始。8月27日現在の数量は前年同期比60%減の11トン、金額は同56%減の890万円、キロ平均単価は13%高の809円。
 7月はハシリに日量1.2トンと順調だったが、次第に減少し、700~800キロに落ちた。室蘭魚市場の担当者は「1トン台が続かず不調だった」と話す。


掲載日:2016.09.05

岩手の養殖ホヤ/風評被害で賠償請求

 岩手県の今季養殖ホヤで、福島第一原発事故の風評被害に伴う損害賠償の交渉が進められている。生産者団体で組織する協議会が東京電力に対し、韓国の輸入禁止が解除されないため、生産の増えたホヤが余剰となり販売できなかったり価格が下がったとしてその補償を求めている。生産量の多い綾里漁協では水揚げを終え、未販売分の最終処分に目途をつけた。


掲載日:2016.08.22

道東の地場スーパー・東武 「超鮮度」「品ぞろえ」に特化

対面販売の生魚コーナー。生産者をパネルで掲示

 道東地区に2店のスーパーを展開する株式会社東武(千葉武司社長)は、中標津町に構える「東武サウスヒルズ中標津店」の水産売り場で生魚の「超鮮度」と「品ぞろえ」に特化した商品・販売戦略を進めている。根室海峡をはじめ近隣・近郊に加え、本州5カ所の産直ルートを確立。対面販売による顧客接点と併せ、三極化が進む道内流通業界で地場スーパーの強みを追求、存在感を放っている。


掲載日:2016.08.22

石巻の末永海産 全国初、生食カキでHACCP

認定の盾を手にする末永寛太社長

 末永海産株式会社(宮城県石巻市、末永寛太社長)は生食用むき身カキやあぶりホヤなど13品目で、HACCPの対米輸出要件を満たし、認定を受けた。生食用カキの認定は全国でも初めて。米国を新たな市場に見据え、販路の開拓に取り組んでいく。


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