スモークサーモンのブランドメーカー・王子サーモン株式会社(本社・東京、佐藤徹社長)は30日、大丸札幌店地下1階に直営店をオープンさせた=写真。百貨店への出店は東京都内で2店舗を展開してきたが、北海道内は初。サンドイッチなども提供し、スモークサーモンの新しい食べ方や調理方法などを発信していく。
10月25、26日に北海道沿岸を襲った低気圧の影響でオホーツクや根室海峡などで定置網に被害が発生、操業を切り上げる漁場が出ている。9月から10月上旬にかけて盛漁期に相次いだ台風・低気圧による被害に追い打ちをかける状況で、今季の秋サケ漁は最悪のシーズンとなっている。
鵡川漁協と日高管内3単協(ひだか、日高中央、えりも)のシシャモこぎ網は今季、昨年まで午後3時終了だった操業時間を正午までに短縮した。未成魚の保護が目的。従来午前操業を続けてきた鵡川が各単協に呼び掛けた。
えりも町の株式会社マルデン(伝法貴司社長)は、対米HACCPの認定取得に向け、えりも本社工場の加工施設を改修、併せて冷蔵庫を増築した。衛生管理の高度化、原料の保管機能を整備。主力の秋サケをはじめマダラ・スケソ、タコなど前浜で獲れる魚介類の付加価値加工、安定供給体制の強化で、国内、海外市場への販売促進に臨んでいく。
日本昆布協会(田村満則会長)は10月29日、大阪市内のホテルで例会を開き、本年度の消流宣伝事業や輸入昆布(次週掲載)、8月上旬に実施した産地見学・交流会などについて報告した。
湧別漁協のサロマ湖内カレイ刺網は、クロガレイがキロ400円台と堅調だ。ことしは外海刺網の水揚げが振るわず好値を維持。現在3~4軒で日産150キロ前後を水揚げしている。
湧別漁協でカキの水揚げが始まっている。1年・2年カキともに身入りは上々。高値キロ3000円台でスタートした1年むき身は、10月下旬に2000円前後まで値を下げている。
1日解禁となった岩手県産アワビの第1期(11月)分入札が10月27、28日、盛岡市の県水産会館で開催された。263.7トン上場、10キロ当たり10万2678円平均、前年同期比117%で落札された。主に香港輸出となる干鮑(かんぽう)の在庫減少が上げ要因とみられる。
気仙沼湾の最奥に位置する鹿折(ししおり)地区は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた。火災も発生し、大型巻網船が打ち上げられた場所としても知られた。個々の力で事業を再開するのは難しいと、震災翌年の夏、有志が集まり立ち上げたのが気仙沼鹿折加工協同組合。現在19社が組合員となっている。