株式会社シーフードレガシーと『日経ESG』(株式会社日経BP発行)は10月1~2日、アジア最大級のサステナブルシーフードイベント「サステナブルシーフード・サミット2025(TSSS2025)」をグランキューブ大阪で開催する。国内外の水産関連を中心としたフロントランナーが最新の知見を共有し、「水産業の未来地図」をつくるための道筋を考える。今回は初の大阪開催で、万博と重なり相乗効果を期待する。
首都圏の量販店では8月からサンマ売り場を形成。組成も近年と比較して大型が目立ち、9月に入ってスペースを徐々にに拡大させるなど消費者の購買意欲をかき立てている。首都圏量販店の多くは8月が1尾400円、2尾800円の価格帯を中心に展開。9月に入ってからは1尾300円~250円、2尾で600~500円程度で推移している。鮮魚専門店ではそれ以下の価格帯での提供も見られる。
いぶり噴火湾漁協の秋サケ定置は、全般的に厳しいスタートを切った。低水準のため網入れもそろわない状況の中、シケ後の15日は有珠~礼文地区の6カ統で130尾と多少増加した。一方伊達地区は16日に2カ統で230尾となり、地区間で格差が見られる。浜値は高値基調で、メスが15日にキロ1700円台を付けている。
北海道の秋サケ定置網漁は序盤の9月中旬まで大平洋側主体に漁期前予測を上回る水揚げ。昨年が前年比7割、5カ年平均比1割強と極度に不振だったえりも以西・日高地区が低水準ながら期待のかかる日量ペースを見せている。
北海道の秋サケ定置網漁は今週から全網がそろって本格化する。未知の漁獲量3万トン割れも想定される前年比35%減の来遊予測下、出足の水揚げは日高・釧勝を中心に昨年に比べて良好。浜値は生鮮需要が好漁のサンマにシフトし、高水準ながら昨年より冷静に滑り出した。昨年産の在庫薄、海外産の高値相場などの流通環境を踏まえた売り場の堅守、円滑消流への適正価格の形成が例年以上に試されるシーズン。盛漁期に向かって大所・オホーツクをはじめ日量動向が注目される。
留萌管内北部で中断していた稚貝の仮分散は8月末に再開し、必要量の確保にめどを付けた。海水温はなお高めに経過しており、着業者は本分散の開始時期についても「慎重に見極めていきたい」と話している。
苫小牧港を拠点とするイカ釣漁は9月に入り、まとまった水揚げが続いている。市場担当者は「昨年の9月はまだ外来船がそれほど入らず、水揚げもほとんどなく漁は続かなかった」と回顧し「今年は早い段階から漁があり、今は1日で300箱以上獲ってくる船もある」と漁況を説明する。
岩手県産養殖干しコンブの今季共販入札会が終了した。7月から素干し・本干しの順に2回ずつ計4回行われ、合計数量は前年比13%増の276トン(素干し66トン、本干し210トン)。価格は2~3割高で推移した。5日に行われた本干しの2回目(今季最終)入札では田老町漁協出荷の長切1等が10キロ3万8690円の値を付け、市場関係者から驚く声が上がった。入札会はすべて県漁連北部支所(宮古市)で行われた。県漁連によると高水温の影響により3年ほど前から続いていた減産傾向が「今季は若干だが回復」。買受人らの品質に対する評価も上々だが、相場は強含みで推移した。
宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)漁港で、アカガイの今季水揚げが4日に始まった。10日まで3回出漁し1.6トン、キロ平均単価は前年比13%高の4003円と順調なスタート。閖上産は高級食材として認知され、首都圏を始め全国から引き合いが強い。数量・サイズとも「ハシリとしては良い」(市場関係者)といい、初入札ではキロ平均4690円、高値6432円となった。浜では資源管理を徹底、ブランド力を維持している。
漁業部門(有限会社三水漁業)の定置船「漁吉丸」を持ち、北海道日高のサケ・マスの加工を手掛ける浦河町の三協水産株式会社(小西哲平社長、電話0146・22・2075)は今年から春定置のサクラマスの加工販売に力を入れる。従来の塩切り身に加え、旬期に生原料で製造する「生仕立て」のスモークサーモンを打ち出した。