歯舞漁協の新商品「はぼまい昆布しょうゆ贅沢仕上げ」は、歯舞産ナガコンブ1等の使用を従来製品に比べ20%も増量、その名の通り天然昆布のうま味がぜいたくに入った逸品だ。
岩内郡漁協のスルメイカも他地区同様に浜値が高騰、11月上旬には木箱が1箱2万円を超えた。全道的な薄漁が背景にあるが、着業者らは「ここまで高いのは初めて」と一様に驚く。
十勝海域(広尾9隻、大樹3隻、大津6隻)の毛ガニかご漁は11月23日に水揚げが始まった。ハシリは順調なペースで推移。浜値は大でキロ7000~6000円と例年以上の高値でスタート。11月末現在ではキロ4000円台に落ち着いたが大津漁協は「卸業者からは『まだ高過ぎる』と指摘されている」と話す。
記録的不漁でいくら同様に近年にないコストに付いているドレスやフィレーなどの親製品。国内向けは値上げに応じ一部成約が進んでいるものの、コスト高を吸収しながらの厳しい商戦展開。一方、輸出向けは前評判通り中国の原料需要が低迷したままだ。
道産のマダラは需要期に入った。引き合いは根室、釧路、三陸などの加工筋中心。札幌市中央卸売市場のオスの相場は11月中旬に高値疲れで値崩れしたが、11月下旬では卸値でキロ850~800円と復調した。
青森県三沢市~八戸市北部の4漁協のホッキ漁が1日、始まった。6.1トンが水揚げされた三沢市場のL(殼長10センチ以上)860~660円など高値でスタート。出漁各船とも短時間で1日の上限量を漁獲しており、今季も資源安定をうかがわせ漁期中の上限漁獲継続は確実だ。価格維持が焦点となっていく。
いぶり噴火湾漁協の2年貝は、へい死の発生が予想以上で、当初の出荷計画量を下回る可能性が高まってきた。出荷を始めている伊達、有珠の両地区では、耳づり1本の重量が悪い場所で例年の7~8割少ない生残状況に頭を抱えている。
株式会社イトーヨーカ堂の釧路店(三浦健一店長)は、釧路・道東産の情報発信、消流の要所として存在感を高めている。サバ、イワシなど「新ブランド」をはじめ、クロハモ、マツカワなど品ぞろえを充実。併せて定期的にPR催事にも取り組む。消費行動の多様化などで全国画一型の総合スーパーが苦戦する中、「地域密着」で顧客満足や生産者の信頼を積み上げ、集客につなげている。
宮城県産乾のりの初入札が22日、塩竈市の県漁協塩釜総合支所で開催された。2435万枚が上場、100枚当たり1213円平均で落札され、昨季初回を26%上回る好値でスタート。品質が上がって上等級の割合が高まったのと下等級の価格上昇が要因だ。生産見込みは昨季並みの4億枚となる。
羅臼漁協は昨年から秋サケ定置で混獲されるブリの販路拡大に向け、ブランド化に乗り出している。8キロ以上で丸々と太った魚のみを厳選し、船上で活じめ。脂質量も高く、道内外から評価を得てきている。