青森県産業技術センター食品総合研究所(八戸市)がサバの自動選別技術を開発、実用化した。毎分100尾をマサバ、ゴマサバの種類別と素脂肪分で分ける。「八戸前沖さば」のブランド力向上が狙いだ。選別装置は同市の加工企業で3月まで実証試験。その後、民間での導入が期待される。
野付漁協・尾岱沼漁港に水揚げする根室海峡共同海区のけた引が1日、スタートした。29号の巽沖造成と外海造成で27隻が日産200トン弱を水揚げ。浜値はキロ300円前後で推移している。
ひやま漁協のスケソ延縄が11月20日に始まったが低調な出足だ。同月単月の水揚げはシケが絡んで出漁回数が伸びず、前年同期比8割減。12月に入って出漁頻度は上がったものの、全船で日量1~2トンと振るわない。
北海道昆布漁業振興協会(川崎一好会長)の「平成29年度北海道昆布漁業に関する懇談会」が7日、札幌の水産ビルで開かれた。今回は道内6地区の漁業者や水産試験場など関係機関の担当者らが参集。採取期間や出荷時期の見直し、陸作業の機械化や軽減対策などをテーマに意見を交わした。
スモークサーモンのブランドメーカー・王子サーモン(株)(本社・東京、佐藤徹社長)は今季産で秋サケ商品を拡充している。自社工場を構える苫小牧産を使用。刺身用フィレーや市販用いくら、ギフト向け塩蔵姿切りなどを新たに投入。原料は漁獲時期を限定し厳選。水揚げ後迅速に処理できる産地加工の高品質を売りに販売拡大に乗り出している。
八雲町漁協のカレイ刺網は、11月後半からイシモチガレイ中心の水揚げ。浜値はキロ200円台前半で推移。水揚げ全般に薄漁傾向の中、着業者は「まずまずの値段」と笑顔を見せる。
漁船漁業部会の大坂谷政次部会長(第二十八正竜丸=4.9トン)は、水深45~50メートルで4はい40反の操業。11月頭からオカ側の漁場に切り替えイシモチ狙い。「例年より遅く20日ごろから見えだした」と説明する。
根付資源で重要な収入源のナマコ。ひやま漁協江差地区の漁業者は来年からフリーズドライ加工で乾燥ナマコの製造販売を本格化する。乾燥ナマコは生鮮出荷より高単価で、漁業者自ら加工を手掛けることで収益向上を目指す付加価値対策の一環。北海道で漁業者がナマコ加工に取り組む先駆の枝幸漁協では資源管理、漁獲物の鮮度・品質保持にもつながっている。
岩手県の殻付カキが販売に苦戦している。身入りと需要の高まる時期を迎えたが、11月下旬の受注は三陸やまだ漁協が日産1万6000個、大船渡市漁協赤崎支所が1万5000個ペースと伸びない。安価な他県産の出回りが影響しているようだ。生食用となるため、ノロウイルスの発生が気がかり。
太平洋沿岸のシシャモ漁は日高西部・胆振が2年連続の増産。十勝・えりも漁協庶野地区も不振だった昨年に比べ大幅に回復した。一方、釧路海域はシケにも苦戦し、低調な水揚げとなった。浜値は全域的に昨年より強含みとなり、平均単価が上昇した。
首都圏を中心に生鮮魚介専門店を31店舗展開する東信水産㈱は11月22~28日、青森県と連携した旬の県産魚介類を提供するフェアを全店舗で行った。25日には杉並区の荻窪総本店に三村伸吾青森県知事、生産者を代表して小川原湖漁協の濱田正隆組合長などがPRに来店。三村知事による軽快なトークで会場は盛り上がった。